『永遠の0』などで知られるベストセラー作家・百田尚樹氏の著作で、関西の視聴率男・たかじんさんと親しかった人たちも知らない、謎のベールに包まれた最後の741日の真相を明かしているだけに、注目が集まるのは当然として、特に目を引いたのが宣伝のすごさだ。
「異例の初版25万部。各スポーツ紙にパブ記事が載り、『金スマ』(TBS系)、『Mr.サンデー』(フジ系)で特集。関西では『たかじんNOマネーBLACK』(テレビ大阪)が通常、昼1時から1時間のところが夜7時からの2時間スペシャル。熱の入れようが半端じゃない」(スポーツ紙記者)
そして百田氏の著作だけあって、ネット上も熱い。
「ツイッターでの発言で頻繁に論議を巻き起こす百田氏ですが、今回も『Mr.サンデー』の再現VTRをひどい作りだったと批判したり、アマゾンでの同著の読者レビューに激怒したり、あえて“炎上”させて話題作りしているようにも見える」(芸能ライター)
ところで25万部という超強気の背景には「ドラマ、映画化も考えている」(同)というのだが、すでに関西では主演はこの人で決まりとささやかれている人物がいるという。
「たかじんさんとそっくりで有名な吉本新喜劇の帯谷孝史です。もともと似ていることをギャグにしていて、地方の飲み屋で“たかじんさんですか”と聞かれると、否定せずにサインもしていたとか。さすがに主演は冗談にしても、端役で出たら面白い。ちなみに帯谷は、歌は下手だそうです」(前出・スポーツ紙記者)
たかじんさん役が誰になるかを含め、『殉愛』の今後の展開に注目したい。