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トップボジションは気持ちの悪い位置

 今回も前回に続いてスイングです。クラブを振り切るまでにはいくつかの過程があります。安定したスイングのためには、それぞれの過程のポイントをしっかりおさえる必要があります。さあ、間違った知識を身につけて勘違いしていた部分はないですか?

 前回に引き続いてバックスイングの動きをやって行きましょう。
 前回のテークバックの位置からクラブを左手の親指にのせるような感覚で上げていきます。あくまで左手を意識しながらトップポジションまで上げていきましょう。
 ここで最も注意すべき点が、必要以上に大きくスイングしてしまうオーバースイングです。これを防ぐためには、腰の高さで手を止めるくらいの感覚であげた方が逆に理想の位置にきますよ。
 自分では物足りないくらいの位置が良いトップポジションです。自分が気持ちの良い位置まで上げてしまうと、逆に上手く当たらないことが多いのです。
 なぜなら、気持ちの良い位置とは、力める位置でもあるからなのです。これがオーバースイングに陥ってしまう理由です。
 さあ、違和感はあると思いますが、気持ちの悪い位置から下ろす練習をしましょう。ゴルフは自分との闘いですからね。

【良い例】 肩の回転は90度。腰は回りすぎず、右の股関節にしっかり体重がのっている。クラブのシャフトは平行より少し角度がついているのが理想。クラブフェースは極端に上を向いたり、下を向いたりしないように気をつけよう

【悪い例】 左肩が下がり、同時に頭も下がっている。これはボールを見すぎて右手だけでバックスイングを上げる人に多く見られるミスだ

ここがポイント!
体の使い方の回にやった通り、右の股関節にしっかり体重がのり、前傾姿勢が起き上がらない状態を保てるよう注意しよう(3)

【悪い例】 (5)と(6)は体重が左足に残ってクラブのシャフトが平行より下がってしまっている。頭を動かさないで腰を回す人に多く見られるミス
(7)はスウェーしている。これは手を使わずに体重移動と体の回転だけで打とうとする人に良く見られるミス

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<プロフィール>
 おぐら・だいご 1974年7月14日生まれ、東京都出身、血液型A型、ゴルフ歴12年。2007年日本プロゴルフ協会入会、アメリカのジム・マクリーンゴルフアカデミーに2年半留学、現在は都内を中心に活動中。生徒の中にはWBCで活躍した青木選手を含む有名人も多数。

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