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今年の音楽界を席巻する米津玄師が絶対にレコ大を獲得できない理由

 歌手・米津玄師(27)のシングル「Lemon」が、今年5月21日付オリコン週間デジタルシングル(単曲)ランキングで1位となり、通算1位獲得週数を通算11週とし、歴代記録を更新した(オリコン調べ)。

 その時点で、4月30日付ランキング以来、3週ぶりの1位返り咲き。同週の週間売り上げは2万7000DLで、累積売り上げを103万3000DLとしていた。

 「同曲のYouTubeのMV動画再生回数は楽々1億回を突破。ほかにも複数の曲のMVの再生回数が1億回を突破しています。社会現象となっているDA PUMPの『U・S・A』でもまだ8000万回程度なので、米津の人気ぶりがかなりのものです」(レコード会社関係者)

 先ごろ、米津は、NHKの「東京2020公認プログラム<NHK>2020応援ソング プロジェクト」で使用される楽曲を制作し、小学生ユニットのプロデュースを手がけることが決定。 そもそも「テレビには出ない」という活動方針だが、NHKの“お墨付き”をもらったことにより、おおみそかの紅白出場歌手候補にも名前があがっている。

 となると、紅白と並ぶ年末の音楽界のビッグイベント「日本レコード大賞」の候補にも当然名前があがるはず。

 しかし、現状で米津がレコ大をゲットすることはなさそうだというのだ。

 「すでに一部週刊誌の報道で世間の知るところとなっているが、レコ大はある大手芸能プロが私物化している。曲がヒットしても、米津はその芸能プロに何らかの“上納”をしているわけでもない。おまけに、ここ最近のレコ大は大賞受賞歌手の生歌が絶対条件。テレビに出ない方針の米津が受賞できるはずがないし、レコ大を取ろうが取るまいが今後の活動にまったく影響がないので、米津としては何の興味もないでしょう」(音楽業界関係者)

 今年も一番ふさわしい歌手がレコ大をゲットすることはなさそうだ。

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