サスケは2003年の岩手県議会進出と共に社長職を現社長の新崎人生に譲り、会長のポストに就いていた。しかし、「新崎社長とも話し合わなければならないが、個人的には今年中に」と社長職に復帰する意向を示した上で「新崎社長が改革してくれたものに、また私が新たな改革を加えたい」と野望を口にした。
レスラーとしても大一番を目指す。「年内に実現したい」と、メキシコの生ける伝説ドス・カラスとの「マスカラ・コントラ・マスカラ(敗者覆面剥ぎマッチ)」を開催する構想を明かした。
サスケといえば、県議会議員時代に、覆面着用に関する議論を展開。連日マスコミが大きく取り上げられる社会問題にもなったが、結局マスクを脱ぐことはなかった。またプライベートでも決して素顔を見せることはなく、マスクをしたままでの入浴、家族すら素顔を知らないといわれる。
一方、ドス・カラスも素顔は不明。両者ともマスクを懸けた一戦となれば、話題となることは必至だ。「地元でやりたい」と岩手県での開催を目指していく。
この日は悪の化身、SASUKEとして、サスケ・ザ・グレート&望月成晃とのトリオでディック東郷&MEN'Sテイオー&獅龍の海援隊☆DXと対戦。持参したラダー(脚立)を使った攻撃では、ド派手に自爆するなど、試合には敗れたが破天荒なファイトを展開。存在感を示した。
今後のサスケは、大きな存在感を誇示することになりそうだ。