この日は、今、世間を賑わせているレスリング界のパワハラについて議論することに。ゲストで現在、拓殖大学レスリング部の監督を務める須藤元気氏が「練習中にバカヤローとかはよく出る」「監督は畏怖(いふ)される存在でないと締まらない」と持論を展開するなど、白熱の議論が続いた。
そんな中、IKKOが「私たち美容業界も(パワハラが)すごかった」と切り出す。そして「アイロンをグっと手に押し当てられることなんて普通でしたよ。命がけでしたから」と明かしたのだ。
これを受けネットでは、「怖い世界」「度を越して傷害事件」など恐怖を抱く人が続出。また、実際に美容業界で働いていると思われる人たちからは「実際、美容業界は上下関係がすごく厳しい」「殴る蹴るは当たり前」など共感の声も挙がった。
ここ数日、レスリング界のパワハラ問題が取り上げられ、多くの芸能人がそれに対するコメントをしている。しかしこれらの発言に違和感を覚える関係者も多い。
「実際、芸能界のほうがパワハラはあると思います。男性芸能人の場合は先輩のために女の子をナンパして用意したり、無理に酒を飲まされたり体を張ることもしばしば。女性芸能人の場合は、嫌でも業界で地位ある人が主催する食事会に顔を出さないといけないこともありますよね。芸能界は、目上の人の言っていることは絶対という空気がまだまだある世界です」(芸能関係者)
また、芸能人が開くパーティーもパワハラともとれると指摘する。
「芸能人はパーティーが大好きですから、何かにつけてパーティーを開きます。しかし多くの場合、高額な会費を払わなければならないんです。大儲けしている芸能人ならまだしも、駆け出しのタレントはその費用を事務所が持つことは少ないので、痛い出費になるでしょう」(前出・関係者)
パワハラがはびこる芸能界にいる芸能人たちが、パワハラについて語るのも“ちゃんちゃらおかしい”のかもしれない。