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『レコード大賞』の審査員にリストラ騒動の波紋

 『レコード大賞』の審査員にリストラの動きがみられ、波紋を広げている。
 同賞は毎年暮れ、日本作曲家協会が主催し、TBSが放送する。現在、審査員は新聞記者23名、JNN系列のテレビ局4名、そして音楽評論家5人が任命されている。
 毎年9月に初会合がもたれるが、今年は4〜5社の新聞社・テレビ局に案内状が届いていないというのだ。
 「封書ですから若干の行き違いがおこる可能性もあるが、もしこの話が事実なら、リストラは間違いないでしょう。30人余も審査員が必要かという意見が出ていましたからね。いまは協会もTBSも金がない。少しでもウラの部分で節約しようということです」(レコ大関係者)

 レコード会社や芸能プロが、審査員に対し金をばらまくという話はよく耳にした。だが、TBSや協会が、審査員に金を遣っているという話は聞いたことがない。
 「審査員が1回会合に出ると、人によってバラバラだが、3万円から5万円の交通費が出る。打ち合わせ回数はだいたい3回ほど。そうなると1人の審査員に対し、最高15万円の金がかかるのです。仮に4人削減となると60万円になる。もちろんこれは裏金ではないので、誰もが確定申告をします。ただ、60万円けちったというのもよくわかりませんね」(前出、レコ大関係者)

 では、新聞はどこがリストラの対象になっているのか。ある1社はグループで3社が任命されている。これでは他社とのバランスがとれないという意見がある。
 また、もう1社はスキャンダル報道が得意な新聞で、AKB48の醜聞を書き飛ばしたためとみられているが、実態は不透明だ。

 かつては華やかなイメージの『レコード大賞』だったが、昨今は色あせてきた。昔の威信が低下し、視聴率もとれない。賞をもらったとしてもCDが売れるわけでもない。
 いっそのこと賞をやめてはどうか、という声が強くなって当然だろう。

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