関西のみのもんたことフリーアナウンサーの宮根誠司(46)が東京に自らも所属する新会社を設立したことが一部スポーツ紙で報じられた。社長はフリー転向後からのマネージャーがつとめるという。
宮根誠司は朝日放送のアナウンサーを経て、フリーに。情報番組『情報ライブ ミヤネ屋』で全国区の人気者に。彼の躍進のきっかけを週刊誌記者は語る。「フリー転向後に関西の重鎮であるやしきたかじんに気に入られたのが大きいでしょう」。
ただ、好調な帯番組の司会をつとめ、新会社も設立し、この不景気に絶好調の宮根にも懸念がないわけではない。「フジテレビの新情報番組『Mr.サンデー』ではじめて在京キー局制作番組のレギュラーになったのが今回の新会社設立のきっかけになっていますが、この時間帯はフジにとって鬼門。ここ数年成功した番組がありません」(テレビ局関係者)。また、「関西ローカル局のアナウンサー出身の彼には関東ではやしきたかじんのように後ろ盾になってくれる人物が見当たりません」(テレビ局関係者)
リスクもともなう今回の東京進出。しかし、宮根は“ある野望”のためにも決して失敗するわけにはいかないという。「最終的にはテレ朝の『報道ステーション』のキャスターを狙っているようです。そもそも朝日放送はテレ朝と系列局。同局情報番組『スーパーモーニング』のキャスターは宮根の朝日放送時代の後輩である赤江珠緒がつとめていますし、今すぐは不可能でも将来的に可能性がないわけではない」(テレビ局関係者)
果たして、関東にも宮根誠司の時代がやってくるのか? 注目したい。