ギャルサーに入っていた鈴木はパラパラのキレが良い男を好きになったという。そのほか、ギャル男やヤンキー系に惹かれることも多く「若い時はそっちに走っちゃう」と述べ、現在の旦那はそれらとは真逆の真面目タイプであると紹介した。
鈴木は高校時代に、益若つばさの追っかけをしており、握手会会場でスカウトされ芸能界入りを果たす。その後も、しばらくはギャル男やヤンキー系の男に惹かれていたのだろう。こうした傾向は鈴木だけに限ったことではない。
「若くしてデビューした芸能人は悪い意味で“世間知らず”な部分があります。『電車の切符の買い方を知らない』といったエピソードならまだかわいいのですが、恋愛に関しては免疫がない分、ワルい男にそのまま惹かれてしまう女性芸能人も多いですね。典型的なものとしては押尾学と矢田亜希子、酒井法子と高相祐一の例があげられるでしょう」(芸能事務所関係者)
押尾と矢田は2005年放送のドラマ『夢で逢いましょう』(TBS系)の共演をきっかけに交際をはじめる。押尾の猛アプローチに矢田が惚れ込んだといわれるが、のちに押尾がMDMA使用で逮捕されると離婚を発表した。
酒井も、番組の共演でプロサーファーの高相と知り合い交際に発展。その後、クラブDJをはじめるなど、夫の影響が如実に現れ、その一つに覚せい剤の使用もあったと言われる。2009年に夫とともに覚せい剤の所持と使用で逮捕され、のちに離婚している。
いずれも何となくワルそうな男に惹かれてしまい、人生を踏み外してしまった形だ。芸能人のもう一つの恋愛傾向としては“チャラさ”に惹かれるパターンもある。
「1999年に結婚した高島礼子と高知東急(現・高知東生)は、実力派女優の高島と、無名俳優であった高知の組み合わせに“格差婚”ともいわれました。高知が高島に強引に迫ったと言われていますが、実際は高知の“チャラさ”に高島がベタ惚れだったようです。2016年に高知が覚せい剤と大麻の所持で逮捕されると、離婚を発表しますが、現在は復縁説もささやかれており、まだ愛情は尽きていないのかもしれません。同じような組み合わせでは、“チャラ男”キャラのオリエンタルラジオの藤森慎吾と、清純派女子アナの田中みな実(現在は破局)や、遊び人で有名な小栗旬と結婚した山田優などの例がありますね」(前出・同)
“ワルい男”や“チャラい男”は意外とモテる、そんなベタな法則がいまだに通じてしまう芸能界は、良くも悪くも特殊な世界であるのは確かだろう。