『第64回NHK紅白歌合戦』の司会には、綾瀬はるか(28)が決まった。現在、大河ドラマ『八重の桜』(同)に主演中。番組絡みということもあり、紅白の司会にはうってつけの存在だ。
ただ一方では、
「『八重の桜』は視聴率が悪化の一途で、最近では10%前半でアップアップ。前作『平清盛』は平均視聴率12%の大コケ。たぶんそれに近いレベルになる」(テレビライター・小林タケ氏)
当然、局にしても綾瀬以外の人間を司会に推す声もあった。それが能年だった。
「『国民的女優』と呼ばれ、“じぇじぇじぇ”や“あまちゃん”は流行語。今年後半は完全にあまちゃんブームでした。平均視聴率20.6%と抜群によかったし、能年が紅白の司会になるほうが順当なはず」(小林氏)
事実、ここ数年は連続テレビ小説のヒロインが司会になることが定番。昨年は『梅ちゃん先生』の堀北真希(25)が紅組司会。むしろ綾瀬の起用は「意外」ともいえる。
「本来なら能年がやるべきなんです。でも彼女に司会が務まるのか。それが起用されなかった大きな理由でしょうね。ゲスト出演はあっても“通し”では無理だろうという判断が働いたんです」(NHK記者)
被災地復興に一役を勝った国民的アイドルを起用しないのは異例のこと。それを如実に証明したのは10月7日『笑っていいとも!』(フジテレビ)の出演だ。
「人気が出て以来、タモリのような大物と対談するのは初めて。緊張するならわかるにせよ、どこかボケッとして少々頭の回転が鈍そうにも見えた。なりたかった職業について聞かれると『お笑い』と答え『なぜ!?』と聞かれると無言。ついで『ミュージシャンを目指した』と言い、また『なぜ!?』と聞かれると無言…。単語だけで会話が成立しない」(フジテレビ関係者)
この2人の対話はネットなどでも取り上げられ『あまちゃん、頭カラッポ』『大あまちゃん』なんて嘲笑を買ったほど。
「正統派の美少女であることは確かにしても、取り柄は顔だけ。しゃべったら“おバカちゃん”が見えてしまう感じ」(前出・フジテレビ関係者)
かわいいから許されるのはホンの一瞬。