現段階でのCM女王は、17社に出演するAKB48の渡辺麻友、続いて16社の武井咲、13社の上戸彩。吉高は江崎グリコやトヨタ自動車など計6社だ。
「現段階ではベスト20位にも入りません。でも、オファーの数で言えば断トツの1位。10月以降はチャンネルをザッピングすれば金太郎飴のごとく吉高の顔を見ることになる。吉高が広告界に及ぼす費用対効果は数十億にもなるといわれているんです」(大手広告代理店シンクタンク関係者)
吉高が広告界で脚光を浴びるきっかけとなったのは、ヒロインを務めるNHK朝の連続テレビ小説『花子とアン』の快進撃だ。
「NHK朝のヒロインともなれば知名度が違う。今年の紅白歌合戦の司会も内定しているとあって、広告界での人気は飛ぶ鳥を落とす勢いです」(関係者)
当然、注目されるのは吉高のCM出演料だ。「一本当たり約3000万円〜で、高くても3500万円が限界値だった」(関係者)という相場が、『花子とアン』でブレイクした後は急騰。
「誰もがその企業の名を知っているナショナルクライアントなら、一本、安くても5000万〜。これもやはりNHK効果の賜物です。当然ですが、CMのギャラに比例してドラマや映画などの出演料もアップする。ドラマはゴールデン&プライム帯で一本130万円、映画は一本350万円〜だったのが、今後はドラマが200万円〜、映画は露出度にも影響されますが、1000万円は堅いでしょう」(制作会社プロデューサー)
吉高の高笑いが聞こえてきそうだ。