「テレビ局は明菜復帰第1弾の番組争奪戦を繰り広げています。再ブレイクした田原俊彦がスペシャルMCを務める『爆報!THE フライデー』(TBS)で共演するという具体的な話も持ち上がっていますが、明菜サイドにその気がサラサラない。年内は難しいでしょうね」(レコード関係者)
以前所属していたレコード会社で明菜を担当していた元音楽関係者が語る。
「明菜が転落の一途を辿ることになった'89年の自殺未遂事件を、マッチサイドが事実を隠蔽した内容で正当化されて一部マスコミに報道された。本人はかなりのショックを受けたようです。精神的にテレビに出られる状態ではありません」
明菜の復帰に関心が集まり、いくつかの週刊誌が彼女を取り上げたが、中でも注目は“明菜が依存した3人の男”というサブタイトルの記事だった。
「3人とは、ジャニーズ事務所のマッチこと近藤真彦。元バーテンダーからマネジャーを務めたE氏。それに明菜を支えてきた4歳年下の恋人兼マネジャーのK氏です。とりわけ、自殺未遂の真相が、マッチサイドに立っているのには違和感を覚えました」(女性誌記者)
明菜をデビューから知るレコード会社元役員が言う。
「明菜の自殺未遂は、マッチとの痴話喧嘩が発端だったんです。ところが、件の記事では明菜が当時所属していた事務所への不信感が原因のようになっている。真相が表に出れば、マッチのイメージダウンにつながると危惧したメリー喜多川副社長が明菜の事務所の幹部より先に病院に駆けつけて“あなたは事務所に騙されている”と吹き込んだんです。その話を明菜は事実だと信じ込んでしまった」
しかも、同記事では明菜がメリー氏へ宛てた謝罪文を掲載している。
「明菜は惚れた弱みで、マッチを守るために書いたんです。その手紙が今になって出てきた。ジャニーズサイドが流したとしか思えません。マッチと破局後、明菜は騙されたことに気がついた。今回の記事で明菜をさらに追い詰めましたよ」(元事務所幹部)
愚か者はダレ?