スギちゃんが小島から「金に汚い。人間的にペチャンコ」とボロクソに言われているのだ。
小島は33歳。スギちゃんは40歳だが、サンミュージックでは小島の方が後輩になる。それにしてもなぜ、そこまで言うのか。
2人で地方営業にいった時のことだった。「どこかに飯でも食いに行きましょう」となったが、いざ勘定を払う段階で、スギちゃんが「あれ? 財布を忘れた」と言い出した。
小島が「楽屋ですか」と聞くと「いや、東京の自宅」と釈明。小島が「空港まではどうやってきたのですか」と聞くと「SUICAがあったので」と弁解をしたため、小島が激怒したのだ。
「小島は、昨年秋にスギちゃんが怪我をした時に、忙しいスケジュールの中、なんとか都合をつけて営業の穴を埋めた。また、小島自身が一発芸人としての過去があるため、売れなくなった時からの金の使い方を伝授してきた。裏切られたようで、今回の件は許せなかったのでしょう」(事務所関係者)
浅草に2億円豪邸を買おうとした際、「一寸先は闇」と止めたのも小島だった。
小島が立腹する理由は、さらにある。
「他人には絶対おごらないスギちゃんだが、自分のためにはめちゃくちゃ金を使うからです。池袋のキャバクラは、一人でほとんどの店に行ったんじゃないですか。さらに、番組企画で678万円のローレックスまで買っている。自分のためだけに身銭を切る…、そうした性格のせいか、周囲の若手はどんどん離れています」(小島と仲がいい放送作家)
昨年1年間は断るほど仕事が舞い込み、年間に1億円は稼いだというスギちゃん。だが、プロデューサー連中の耳には、彼の自己中心的なエピソードが入っているせいか、次第に起用しなくなっている。
自業自得とはこのことか。