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武井壮 「ブラック部活」の原因分析「指導者の知識不足」

 26日、TOKYO MX「バラいろダンディ」でタレントの武井壮が、「ブラック部活」問題について独自に原因を分析した。

 朝日新聞出版社が運営するネットニュースサイト「dot.」が26日、「ブラック部活」についてのニュースを報道すると、ネット上では大きな話題に。具体的に「ブラック部活」とは、健康を害するほどの練習を強いられる部活のことで、高熱を出しても練習を強いられたり、時には連帯責任で全員丸刈りにさせるなどの行為だという。

 武井といえば、スポーツ万能で元陸上競技選手。十種競技の元日本チャンピオンでもあり、現在はタレントとして活動しているが、日々のトレーニングは欠かしていない。

 番組では「ブラック部活」のニュースを取り上げ、司会を務める長谷川豊アナウンサーが武井に「厳しいシゴキとかは強くなるためには必要でしょうか?」と質問。武井は「僕は常々思うんですけど、日本の小中高校生とかの指導者さんは、厳しいトレーニングをすることで世界的にも有名なんですよ」と前置きした上で、「それの一番の理由は指導者の方の知識不足だと思います」と断言した。

 続けて「たくさんの練習をやらすってことは、より少ない練習で体の疲労を抑えて、より効果を出すっていう知識の欠如だと思うんですよ。指導者が不安だからより厳しい練習をして、その中に何かが含まれている。それに頼っている。それが現状だと思います」と現状を分析。

 最後に、武井は全国の指導者に向けて「勉強してください」と呼びかけ、「1時間でも30分でも毎日子供のため、将来のために勉強して、質を高めていきましょう」と熱く訴えた。

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