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“豪放磊落” 松方弘樹さん逝く! “昭和を抱いた男”を支え続けた内縁の妻の献身

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提供:週刊実話

 「1年間で200人以上の女を抱いた」という言葉はあまりにも有名。『仁義なき戦い』『昭和残侠伝』『修羅の群れ』など、銀幕で“昭和を抱いた男”と謳われた松方弘樹さんが、1月21日、東京都内の大学病院で脳リンパ腫によりこの世を去った。享年74だった。
 「一進一退の容態が続き、一時的に危険に陥るときもあって目が離せない状態でした。それでも昨年末は少し話せるようになったのですが、今年に入ってからは意識も混濁していたようです」(芸能関係者)

 松方さんは東映映画の全盛時代、時代劇や『仁義なき戦い』などの任侠映画に出演し、“銀幕のスター”と呼ばれた。その後は活動の場をテレビ時代劇にも広げ、『大江戸捜査網』(テレビ東京系)や『名奉行 遠山の金さん』(テレビ朝日系)でも主役を演じた。
 「その一方で、日本テレビの『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』にも出演。笑い上戸の一面を披露し、バラエティー番組でも活躍したんです」(テレビ関係者)

 番組を通じて親しくなったビートたけしは、松方さんの豪快な遊びっぷりに驚かされたという。
 「京都の老舗高級ステーキ屋で、松方さんは一晩で2000万円使ったことがあるんです。その大半が高級ワイン代。これには、たけしも驚いたみたいですね」(バラエティー番組関係者)

 ところが、2011年8月に所属していた大手芸能プロから独立。事務所との間で“金銭トラブル”が発覚したことで、一時は芸能界から干された。その後、徐々にテレビ出演も解禁され、“元スターの互助会”と呼ばれる『夢グループ』主催の『夢コンサート』で、小林旭と舞台の主演を務めるようになった。
 「趣味の釣りでも、一昨年5月には沖縄県の石垣島沖で361キロの超巨大マグロを釣り上げ、世間をアッと言わせた。脳リンパ腫であることが分かったのは、『松方弘樹の世界を釣った日々』が出版される直前。無念だったと思います」(知人の芸能関係者)

 松方さんの闘病生活を支えたのは、長年ともに暮らしてきた“事実婚”相手の元女優・山本万里子さんだ。
 「山本さんは25年間、一度も松方さんに結婚を迫らず支えてきた。これまで松方さんが一緒に暮らした中で最高の女性です。入院後は個室のため、その費用だけでも大変だったと思います。それでも万里子さんは片時も松方さんから離れず、健気に看病していましたよ」(同)

 松方さんは、飲み代を一晩300〜500万円使うことが普通だったという、気っ風の良い“男の中の男”だった。昭和の灯がまた一つ消えた。合掌。

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