TOP画像を見て、多くの人はそんな気分になるのではないだろうか。
だって、女の子がドアノブを舐めているのだ。ドアの部位の中でも極めて汚いドアノブを。もっと別のものを舐めればいいのに…おっとっと、これはいらぬお節介をしてしまうところだった。
さて、ドアノブを知らないアホのためにWikipediaは「ドアノブ」を次のように説明している。
「ドアを開閉させるための取っ手である」
おっとっと。なぜドアノブごときに、上から目線なのか。なにやらただ事ではないが、その意味はごくごく当たり前でなんら疑うところはない。wiki先生の上から目線にMな筆者は喜びを隠せないところだ。
それはさておき。
なぜかドアノブを舐める少女が発生しているのだ。しかも、「ドアノブ少女」と呼ばれているらしい。なぜ少女がドアノブを舐める。アホなのだろうか。
我々は、「ドアノブ少女」の中の人に接触を試みた。
−−なんでドアノブ舐めてるんですか? アホなんですか?
中の人「一言では言い表せませんが…ドアノブを舐める行為には少女の様々な感情が内に秘められています。“少女の秘め事”を表すひとつの形です。真相はあなたの中の少女に聞いてみてはいかがでしょうか」
筆者の中の少女…いったいどこにいるのやら…。
ハッキリ言おう。アホは筆者だったのだ。というのも、「ドアノブ少女」は芸術作品だそうで、吾嬬竜孝さん(イラストレーター・漫画家)と、とうもろこしさん(写真家)のコラボだそうだ。しかも、全ての写真は、吾嬬竜孝さんが書いた絵コンテを元に計算ずくで、お2人が撮影されているというからスゴい。
ちなみに、吾嬬さんのすごくかわいい絵コンテはこんな感じ。(※写真2)
そして、それを元にとうもろこしさんが撮影した写真はこんな感じ。(※写真3)
「だから、ドアノブ舐めるな」
そんな言葉はもう出てこないはずだ。
絵コンテでの妄想に、実際の写真の生々しさが加わり、奇妙な世界観が生まれている。いや、なにもわかっていない筆者の分析はよしておこう。とにかく、流れや勢いに任せて撮影しているのではなく、作品として計算して作っていることに驚きを隠せない。大変な労力がかかっている。
なぜに、彼等はここまで緻密にドアノブを舐める少女の写真作品を作りたがるのか。ドアノブへの偏愛を感じる。写真の中のドアが、嬉しそうに見えてくるのは筆者だけだろうか。こんなに嬉しそうなドアを私はみたことがない。
くそう。まさかここまで自分がドアになりたいと思うとは。まさに、筆者のドM心をくすぐってやまない「ドアノブ少女」。アッパレすぎると思うのは、筆者だけだろうか。
嬉しいことに、10月から、「ドアノブ少女」を随時配信させていただくことになった。非モテなら必見の妄想世界「ドアノブ少女」に、こうご期待なのだ。(めがねおう)
【参照】非モテタイムズ
http://himo2.jp/