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ドッチラケ!? 「NEWS ZERO」山岸舞彩の後任は局アナ 日テレが経費削減策実施

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芸能界引退を発表の山岸舞彩

 日本テレビ「NEWS ZERO」の月〜木曜サブキャスター・山岸舞彩の結婚、芸能界引退に伴う番組降板で、注目されていたその後任は、局アナの久野静香アナ(26)に落着した。

 このポジションは「セント・フォース枠」ともささやかれており、当初、山岸キャスターが所属するセント・フォースでは、後任候補として、元日テレの西尾由佳理アナ、皆藤愛子キャスターらを、日テレに猛プッシュしたもよう。日テレ側も後任を慎重に検討したが、出された結論は、局アナ起用での経費削減策だった。

 その背景には、鳴り物入りでNHKから引き抜いた山岸キャスターが、ギャラが高い割には視聴率アップにつながらなかったこともあるようだ。

 06年10月にスタートした同番組の初代サブキャスター(月〜木曜)は、セント・フォースの小林麻央キャスター。その後、鈴江奈々アナ、ホラン千秋キャスター、山岸キャスターと受け継がれてきたが、今回、鈴江アナが卒業して以来、3年半ぶりに局アナが担当することになった。

 久野アナは法政大学出身で入社4年目。現在は、同番組の金曜サブキャスターを務めている他、「ザ!世界仰天ニュース」「ズームイン!!サタデー」、BS日テレの「深層NEWS」を担当。報道に多く携わっていることから、違和感はなさそうだが、人気の点では正直まだまだで、視聴率低下の懸念もある。

 久野アナの代わりに、金曜サブキャスターに就任するのは同期の杉野真実アナ。MCの村尾信尚キャスター、ニュース担当の右松健太アナ、スポーツ担当の鈴木崇司アナは留任。新体制での放送は10月5日からとなる。

 これまで目立った存在ではなかった久野アナにとっては、またとないビッグチャンスの到来となるが、山岸キャスターから久野アナへの交代で、視聴率がどう動くか注目が集まる。

(坂本太郎)

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