「昨年に続く抜擢で、今回も恋する少女の役。沖縄・宮古島を舞台に、短パン姿の彼女の魅力が弾けています」(広告代理店関係者)
先頃開かれた発表会で、報道陣から“理想の男性像”について尋ねられると、「森にいそうな人」と能年らしい独特の表現で明かし、続けて「穏やかで心が澄んでいるのに、いざとなるとエネルギーを感じる人」と、補足説明。
具体的には、自分が主役のNHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』(4月1日スタート)で父親役の俳優・尾美としのりの名を挙げ、「カメラが回ると、すごいエネルギーを出す」と語った。
そう、能年は同ドラマのヒロイン・天野アキ役に、1953人の中から選ばれた“シンデレラガール”でもあるのだ。
「これまで、民放ドラマではチョイ役で活躍してきました。もともとは、ティーン誌『ニコラ』の読者モデル出身です」(ドラマ制作関係者)
ヒロイン発表会見では、「(ヒロイン決定の瞬間は)鼻息が荒くなって、そのまま空を飛べちゃうくらいうれしかった」
と喜びを語ったり、壇上から下りる際、階段から足を踏み外してズッコケるという前代未聞? のパフォーマンスもしてみせた。
「ドラマは、東北を舞台に海女さんを目指していたヒロインが地元アイドルとなり、全国デビューを目指していくという人情喜劇です」(芸能記者)
ヒロインの母親は小泉今日子が務めているが、能年は片時も小泉のそばを離れないという。
「『カッコいいアイドルになるにはどうしたらいいか?』と、いつも質問しています。まばたき一つせず真剣です」(芸能関係者)
『なんてったってアイドル』('85年)など多くのヒット曲を出した'80年代を代表する小泉に、“アイドル道”を伝授してもらおうというわけだ。
「キョンキョンは『つかめるもの、見つけられるものをちゃんと見つけて、大事にして生きていけばいいんじゃない』とアドバイスしているようです」(芸能関係者)
実は能年、アイドルの役作りにこだわっているのには理由があるのだ。
「ストーリーの中で、全国のご当地アイドルを集めたグループが結成されるのですが、その名前が『GMT47』(ジモトフォーティーセブン)。どうやら7月以降の予定で、大島優子の出演が決まったようなのです」(芸能記者)
早くも能年が大島を“ライバル視”しているようなのだ。
「ここで大島をやっつければ、オファーも増えるだろうし芸域も広がります。不思議ちゃんキャラだけでは生き残っていけませんからね」(ドラマプロデューサー)
この7月で能年は20歳。大人の女へと脱皮できるかどうかが、見物だ。