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キムタク主演「HERO2」スタッフが逃げ出す過酷ドラマ収録現場(2)

 連日、収録現場で発せられる“キムタクチェック”に局上層部も慌てふためいているという。というのも、すでにドラマ制作費は大赤字だというのだ。
 「木村のオーダーに応えていると、どんどん制作費が膨らんでいくんです。1本5000万円の制作費がいつのまにか8000万円にオーバー…。最終的に均すと、1億円を超える可能性も出てきた。担当プロデューサーは連日真っ青ですよ。幸いCMは完売したものの、DVDや映画などのコンテンツ展開で利益を取らないと莫大な制作費は回収できないでしょう」(フジテレビ関係者)

 いまや監督以上のオーラ出しまくりのキムタク。スタッフから不平不満の声が沸き起こっていると思いきや、前述のように現場はピリピリしているものの、木村に対する悪口は一つも聞こえてこないのだ。
 「プロデューサーを筆頭にスタッフは毎日、泣きながら作業しています。時間給に換算すると、若手スタッフなどは時給100円以下かもしれない。だが、それでもキムタクに対する罵詈雑言が出でこないのは、何だかんだ言っても彼の指摘は正論なんです。視聴率を取ろうとするなら『あそこまでやらないとダメだ』と皆、わかっているからでしょう。もちろん、キムタクが口先だけなら誰もついていかない。だが、現場には朝イチにやってくる。台詞も完璧でNGをほぼ出さない。差し入れも欠かさない。若手が逃げても、中堅スタッフが降りないのは悔しいが、キムタクを認めているからです」(ドラマ事情通)

 ちなみに、テレビ界の『HERO2』に対する下馬評は正直微妙。このままだと注目の初回視聴率30%超えは夢のまた夢で、及第点の18%を下回る可能性もあるという。
 「テレビ離れだとか、そんな単純な理由ではない。根本的な問題だ。そもそも、いまの10代は13年前に放映された『HERO』を知らない。さらに致命的なのは、大阪地検特捜部主任検事がやらかした証拠改ざん事件、小沢一郎・民主党元代表の陸山会事件、相次ぐ冤罪…あと民事ではあるが、愛知県の認知症列車事故で91歳の妻に約360万円の賠償命令判決などで一般の視聴者は司法に対し不信感で一杯だ。当たり前だが、久利生検事はこの世にいない。当然、ドラマ『HERO』にも感情移入できない。それよりも、今は『半沢直樹』(TBS)、『花咲舞がだまってない』(日本テレビ)のように市井で細々と生きる庶民を主人公にする方が受けるし、視聴率も取れる。凋落のフジテレビは、またしても木村ありきで題材を選びミスを犯したようなもの。そもそも木村に以前のような数字がないことは最近のドラマで立証済みだが…」(ドラマ制作会社幹部)

 キムタクとフジテレビの命運は果たして…。本当の救世主「HERO」になれるか?

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