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主演ドラマで役柄も構成もダメ出し テレ朝がキムタクの言いなりな理由

 米倉涼子が主演したドラマ『ドクターX』で一躍、テレ朝の看板枠になった“木曜21時枠”が嵐に見舞われている。この4月からSMAPの木村拓哉(42)が連ドラ主演を務めるというのだが、いまだに構成が決まらないのだ。
 「2月からクランクインだというのに脚本の決定稿が出来上がってこない。全てに対し木村がダメ出しをするためです。親しいスタッフには『ドクターX』超えを宣言しているという話ですよ」(関係者)

 本来は、木村の発案で刑事モノに内定していたという。ところが今年になり突如、「銀行員を主人公に…」と言い出したのだ。
 「これまで美容師や脳科学者、企業社長、検事など、あらゆる役を演じてきた木村が取り巻きに相談した結果、最終的に銀行員に落ち着いた。なんでも堺雅人が『半沢直樹』で演じた銀行員の姿に感銘を受けたというんです。ただ、同じものを演じる訳にはいかないため、漫画『アイムホーム』を原作にドラマを作る方向で話がついた」(関係者)

 この状態にテレ朝局内には、早くもキムタクドラマを不安視する声が上がっている。
 「『半沢直樹』は池井戸潤氏の重厚な原作を基に映画化にも耐えられる作りになっている。一方の『アイムホーム』は漫画だけに『半沢直樹』的なシリアスな展開は厳しいですからね」(制作会社関係者)

 ところが今回、なぜかテレ朝は木村の言うがままだという。
 「木村はテレ朝での連ドラ主演は初。しかも一本の出演料が200万円と超破格の値段なんです。一本400万円超えが通常だった木村が『ドクターX』の大成功を目の当たりにして擦り寄った結果ですが、さすがにテレ朝も申し訳ないと思っているようです」(事情通)

 米倉を超えられるのか。

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