第6話からは、朝顔(上野樹里)が夫の真也(風間俊介)、父の平(時任三郎)、4歳になる娘のつぐみ(加藤柚凪)とともに、実家で幸せに暮らしているという第2章がスタート。そんな中、一軒家から夫婦の変死体が見つかり、朝顔らが解剖を担当することに。警察の疑いの目は、第一発見者で次女の友里(小林星蘭)へ向かったが、真犯人として看護学生の長女の美咲(恒松祐里)が名乗りを上げ――というストーリーになっていた。
高視聴率で、一躍今期ナンバーワン作となった本作だが、第6話ではある驚きの声が聞かれたという。
「次女を演じた小林星蘭は『名前をなくした女神』(フジテレビ系)や、かつてCMにも多数出演していた人気子役。しかし、実はキー局のドラマに出演するのは3年ぶり。小学生だった小林もいまや14歳となり、かなり成長していました。はじめ、小林のことを分からなかった視聴者も多かったようですが、ストーリーが進むにつれ、少しずつ気づき始めたようで、『もしかして小林星蘭ちゃん!?』『誰かと思った』『もうこんな歳なのか』といった驚きの声が続出。面影が残っているとはいえ、雰囲気も変わっていたところもあり、『小さい頃は分からなかったけど、顔濃かったんだね』『これから実力派女優って呼ばれそう』という声も寄せられました。小林は自身のtwitterでもドラマ出演を報告しており、相変わらずの演技力に称賛の声が集まっています」(ドラマライター)
また、ストーリーそのものへのツッコミの声も少なくなかった。
「事件は、実は夫のDVに悩まされていた妻が反撃し、思わず夫を殺してしまい、それを悔やんで妻が自殺してしまったという真相。姉妹は『母を殺人者にしたくない』という思いから偽装工作を行い、姉が罪を被ることにしましたが、ネットからは、『学生の妹置いて自分が犯罪者になるってどうなの?』『死んだお母さんの尊厳のために自分の人生棒に振るかな…?』といった疑問の声が寄せられました。2時間サスペンスなどでは、罪を被ろうと偽装工作をするという展開は珍しくありませんが、本作は震災なども描き、視聴者のリアルに沿った作品。それだけに現実味のない動機に、困惑が聞かれてしまっていました」(同)
毎話、丁寧な描き方で話題を集めていた本作だが、今話では小林星蘭への驚きの声と動機へのツッコミが集まってしまった様子。最高視聴率を記録しただけに、残念な結果となってしまった。