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TBS対フジテレビ白熱の大晦日格闘技バトル

 テレビ界で密かな盛り上がりを見せているのが、大晦日に放送されるフジテレビとTBSの格闘技番組だ。どちらの局が数字を取るのか、バトルの行方に周囲は関心を寄せている。
 「何だかんだ言っても大晦日はNHK紅白歌合戦で決まりです。毎回、平均視聴率30%以上をキープ。そのおこぼれをすべてさらっていくのが、日本テレビ系の『ガキの使い 絶対に笑ってはいけないシリーズ』です。こちらも平均視聴率は常に15%以上を取っています」(制作会社幹部)

 そんな流れにくさびを打とうとフジとTBSが思案したあげく目を付けたのが、皮肉にも格闘技コンテンツだったという。
 「似た内容の格闘技番組です。フジとTBSは殺し合いをするようなもので、負けた方の被害はさらに大きくなる。シングルと二桁という結果になるかもしれません」(キー局編成マン)

 となれば気になるのは、そのコンテンツの中身だ。まずは10年ぶりに格闘技中継を行うフジ。
 「新イベント名は『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015』。世界から選りすぐりの団体代表選手らが集まります。2日間(12月29・31日)で8人がトーナメント戦を行い、優勝賞金50万ドル(約5000万円)を奪い合う」(テレビ関係者)
 出場予定選手はエメリヤーエンコ・ヒョードルなど世界のストリートファイターが参集。また、スペシャルワンマッチとして桜庭和志vs青木真也を用意。他にもブラジリアン柔術女子世界王者ギャビ・ガルシア、シュートボクシング世界女子フライ級王者RENAも出場するという。

 対するTBSは…。
 「大晦日一夜限定の触れ込みで、K-1の黄金期を支えた魔裟斗と現役UFC選手の山本“KID”徳郁の直接対決です。'04年の大晦日に放送された『K-1Dynamite!!』で、瞬間最高視聴率31.6%をマークしたあの奇跡を再びと目論んでいます」(同)

 現段階での下馬評は圧倒的にフジの優勢だという。
 「魔裟斗は引退した選手。現役の山本と対決させる意味が分からない。制作費も3000万円足らず。過去の映像などを随所に流し、お茶を濁す作戦です。しかも、山本の体は入れ墨だらけ。時期的にアウトでしょう」(前出・キー局編成マン)

 一方、優勢と伝えられるフジだが、
 「来年から制作費が一律3割カットになる前の大盤振る舞いです。すべて込み込みで1億2000万円弱。また、RIZIN統括本部長に高田延彦が就任したことも見逃せない」(同)

 NHKと日テレにひと泡吹かせ、格闘技バトルを制するのはどちらの局?

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