というわけで、今年も本誌独断予想をお伝えするが、今回は超強力な助っ人予想師を招聘した。TBSラジオの番組の一コーナーである「THE YO-SO-U」にて独自の紅白出場歌手予想論を展開し、リスナーからも絶賛された元吉本芸人の“たわわちゃん”である。もはやその予想活動はライフワークにまでなっているとか。
さて、まず一番の注目は小林幸子だろう。事務所のトラブルが発覚し、スキャンダルを嫌うNHKが果たしてどうジャッジするか。
「非常に微妙ですが、出場なしと予想します。小林幸子は毎年新曲を歌っているのですが、今年はトラブルのせいで、その新曲をギリギリ10月中旬に発表します。もちろん出たいからですが…。借金問題も抱えており、巨額の費用のかかる“紅白専用衣装”を作ることができるのかも不透明です」(たわわちゃん以下同)
竹島問題で高まった反日感情の波の中、K-POPの扱いはどうなるのだろうか? NHKには『日本の番組なのだから日本人だけでやって』という意見も多数届いているというが…。
「韓国人歌手の出場は2002年のBoAが最初でした。その後、韓流ブームが席巻し、去年は少女時代、東方神起、KARAと3組にまで増えました。しかし、さすがに今年は厳しいでしょうね。少女時代は本国のコンサートで『独島はわが領土』を歌っており、今の状況を考えると受け入れがたいでしょう。個人的にはKARAは救ってあげたいと思います。楽曲は日本人の作詞作曲も多く、日本での活動をメーンにしていますし、反日発言をしないことで逆に本国でバッシングを受けるなど風当たりも強い。少なくとも二枚舌を使わないだけマシでしょう。今年はK-POPは出場なし、もしあるとしたらKARAだけだと思います」
先ごろ、NHK定例会で松本正之会長が「ロンドン五輪の日本選手団の活躍は、日本に大きな力を与えた。今度は歌で力強く踏み出そうとメッセージを伝えたい」と話した事により、事実上、韓国歌手の出場はなくなったとの見方もある。