ところが…。
「いや〜、まさかの選択でしたね。自ら墓穴を掘ってくれるとは夢にも思わなかった。業界中がひっくり返りましたよ。よりによってフジですからね。古舘もこれで終わりですよ」(芸能プロ幹部)
業界関係者を驚かせたのも無理もない。古舘が第2の新天地として選んだのは、今やキー局下位の常連組として低迷するフジテレビ。古舘は深夜帯でトークバラエティー『トーキングフルーツ』をスタートさせるのを皮切りに、この10月からは日曜19時から、なんと2時間ぶち抜きの『フルタチさん』のメーンMCを務めるのだ。
「今の編成表を読み解いても古舘のレギュラー番組が勝てる理由が見つからない。特に注目を集めているのが『フルタチさん』。真裏にはNHKの大河ドラマや日本テレビの『鉄腕DASH』、『イッテQ』が控えており、とてもじゃないが付け入る隙はない。古舘はフジの新番組を引き受け、潰すことで、自分のブランドを汚すことになるんです。当然、他局からオファーは途絶える。芸人やタレントが小躍りするのも無理はありませんよ」(芸能関係者)
それにしても、なぜ古舘はフジテレビの新番組を受けてしまったのか。
「ズバリ、1本200万円〜のギャラです。『報ステ』以降、『ぴったんこカン・カン』(TBS系)、『おしゃれイズム』(日テレ系)などにゲスト出演したものの、レギュラー獲得には繋がらなかった。ギャラの高さと古舘の面倒臭さが仇になったんです。結果、禁断の果実に手を出してしまった」(同)
注目の初回視聴率は、果たして…。