初回の数字ではトップの杏主演『花咲舞が黙ってない』(日テレ)の17.2%には及ばなかったが、14.2%で2位につけたのが上野主演の『アリスの棘』(TBS)。
「2回目は11.9%と落としましたが、二桁キープで健闘しています。数字も悪くないのですが、上野の演技がいいと評判です」(テレビ誌記者)
同作は上野演じる主人公が、手術中の医療ミスで父が死んだ恨みを自身が医師になって晴らすというストーリー。
上野といえば“不思議ちゃん”で知られ、今回の現場でも「ベテラン共演者にタメ口で話したり、ほかの共演者に演技指導していると報じられています」(芸能ライター)
そんな上野はNHK大河『江〜姫たちの戦国』以来、3年ぶりの連ドラ主演。TBSでは7年ぶりだ。
「大河での演技が彼女のヒット作『のだめカンタービレ』の“のだめ”と一緒だと批判も多かったのですが、今回はシリアスな役をきっちりこなし、やはり演技力は抜群と評価されています」(前出・テレビ誌記者)
一方、07年の「別に」騒動以来、数々のスキャンダルにまみれてきた沢尻。今回フジ『ファースト・クラス』で8年ぶりに連ドラに主演している。
ファッション誌編集部で壮絶ないじめに遭いながら成り上がっていく女性が役どころ。
「初回の数字は6.6%ですが、23時10分という放送時間を考えれば悪くない。本来、一番悪そうな沢尻がいじめられるというギャップのある演技が受けています。途中から反撃に出れば迫力があるでしょうし、まさにハマリ役ですね」(同)
今後の2人に期待したい。