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ジャニーズ・タレントのドラマ総コケで見直される番組制作法

 10月改編でドラマに大量にタレントを送りこんだジャニーズだが、結果として“全滅”に近い状態に終わりそうだ。
 もっとも注目されていたのが、木村拓哉『安堂ロイド』(TBS系日曜夜9時)だが、平均12%に沈んだ。「キムタクのドラマだから、悪くても採算ラインの15%はいくだろうとTBS編成は読んでいた。1回目19.2%、2回目が15.2%とまずまずだった。だが、あまりに内容が難解かつお粗末だったため、次第に落ち始め、9回目は10%を切る目前にまで下落。キムタク人気の凋落も理由として挙げられています」(ドラマ制作関係者)

 ジャニーズタレントが出ている他のドラマも惨敗だらけだ。
 錦戸亮『陰陽屋へようこそ』(フジ系火曜夜10時)が8%、亀梨和也『東京バンドワゴン』(日本テレビ系土曜夜9時)が7%、長瀬智也『クロコーチ』(TBS系金曜夜10時)が9%、草なぎ剛『独身貴族』(フジ系木曜夜10時)が11%、滝沢秀明『真夜中のパン屋さん』(NHK火曜夜10時)が5%とひと桁台が目立つドラマばかりだ。

 問題はどこにあるのか。
 各局とも、ドラマの作り方が“タレント先行型”になっているのが根本的な要因との指摘は多い。ジャニーズのタレントは半年前に抑えないとスケジュールが取れないという。それで早めに抑え、その人物のためにドラマの企画やストーリーなどの詳細を合わせて決めている実態がよくないというわけだ。
 「今回の総コケで、各局はドラマ作りを見直そうとしている。大ヒットしたTBS系『半沢直樹』の主役、堺雅人は数字を持ってはいるが、それほど大物でもなく、さほど期待されてもいなかった。でも、大化けした。つまり、頂点直前のタレントを起用し、爆発させるという堺雅人型のタレントを主役に起用し、数多く制作して行くという方向へ舵を切り始めています」(前出・ドラマ制作関係者)

 ジャニーズ・タレントは、ドラマから捨てられる運命か?

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