司会者には北島三郎(79)やタモリ(70)の名前も挙がったこともあったが、現在は赤組が女優の綾瀬はるか(30)、白組が『V6』の井ノ原快彦(39)、そして総合司会は有働由美子アナウンサー(46)というのが有力情報になっている。
しかし、まだ正式発表には至っていない。
綾瀬は来年4月から3年かけ、NHK放送90年の節目に放送されるドラマ『精霊の守り人』の主役に決まっているため、なんとしてもNHKの顔として定着させるために、紅白の司会者として起用したいのではないかと予想されている。
そして、『V6』の井ノ原は、有働アナと共に朝の情報番組『あさイチ』を担当している。高視聴率を保っているし、今年はV6結成20年の記念すべき年でもあるため、起用されるであろうという考えが強い。
しかしなぜ、例年と比べてこんなに発表が遅れているのだろうか。それは、出演者も含め、決定的な番組の目玉が見つかっていないのが大きな理由だ。司会者は前述の予想通りとなりそうだが、出場歌手の顔ぶれが見えてこない。
全体的には昨年の出場者と大きく変わることは無さそうだが、数人の新しい演歌歌手が初出場すのではないかという。
「出演者が減ると言われて久しい演歌歌手ですが、今年も同じぐらいの人数が出演しそうです。ただ、これまで出演し続けてきた誰かが落ちるとのことです。初出場しそうな有力歌手は、『お岩木山』を歌う三山ひろし(35)、『スポットライト』の山内惠介(32)、『命咲かせて』の市川由紀乃(39)の3名。ほぼ決まっていると言っていいと思います」(レコード会社のNHK担当)
3名の演歌歌手が初出場するということは、ほかの演歌歌手が3人が落選するという事だ。新しい演歌歌手が選ばれて、マンネリが打破されることはお茶の間の演歌ファンにとっては喜ばしいことだろう。そして、誰が落選するのか、その中に大物歌手はいるのか、というところに非常に興味を惹かれる。
しかし、初出場の演歌歌手は『紅白』の目玉にならない。そんな中、世間が「あっ」と驚く人選を狙って、NHKは試行錯誤をしているようだ。出演者の発表はまだまだ先であろう。