羽賀被告は07年6月に取得した未公開株を知人男性に3倍の価格で売りつけ、3億7000万円をだまし取ったとして詐欺罪などで元ボクシング世界王者の渡辺二郎被告とともに逮捕・起訴され、同年11月には一審の大阪地裁で渡辺被告とともに無罪判決を受けていた。
ところが、法廷でうその証言をしたとして大阪地検が偽証罪で無罪の根拠となる証言をした元歯科医を在宅起訴。そのため、二審の大阪高裁は、元歯科医の証言を「信用できない」として、懲役6年の逆転有罪判決を下し、羽賀被告は判決を不服として上告したが退けられた。羽賀被告とともに渡辺被告に対する懲役2年の実刑判決が確定することとなった。
「かつては梅宮アンナら数々の女性タレントと浮き名を流す芸能界ナンバー1のプレイボーイとして名をはせ、逮捕前は芸能活動よりも宝石販売の方に力を入れ、甘いマスクとトークでマダムをメロメロにし、芸能活動をはるかに上回る収入を得ていた」(芸能記者)
06年10月には自宅の家政婦をしていた女性と結婚し、10年4月には第1子の長女が誕生していたが、今後はしばらく長女の顔をみることができなくなってしまった。
「コツコツ芸能活動をしていればよかったが、宝石販売でがっぽり稼いだ結果、もっと稼ぎたくなって欲が出て安易に犯罪に手を染めてしまった。一番の“被害者”は結婚後に羽賀が逮捕されてしまった妻と長女」(女性誌記者)
羽賀被告の妻子は塀の外で夫を待ち続けるのだろうか?