お相手は、大手出版社Sに勤める30代の妻子あるグラビア担当者。漫画雑誌YJ編集部に籍を置いていたことがあり、かつて松村もその漫画雑誌の表紙グラビアに登場したことがある。
だが、二人の出会いはグラビア撮影ではなく、新宿にある書店の漫画コーナーだった。会社で“ヘナチョコ”とからかわれているという貧弱な男性が、若い女性をナンパした。そのときアイドルだと知っていたかどうかは知らないが、そのナンパにアイドルが付いて行ってしまった。魔が差したのか、恋人が欲しかったのか、清純派として売り出されていたはずの松村が“恋愛禁止”という厳しい掟を破ってしまった。
このことを報じた週刊誌によると、出会ってからの逢瀬は3週間で3回。銀座や新宿でデートをし、長い日は4時間も高級カラオケルームにいたこともあるようだった。週刊誌に激写された場面は、デート後に自宅へ送られ、マンション前でのお別れのキスをするところだった。
編集者は彼女の部屋にも入ったこともあるという。松村は文化放送の『レコメン!』に生出演し、「書かれていることは事実じゃないことも多く、驚いていますが、ご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫びします」とファンや、男性の家族、関係者に涙の謝罪をした。
「相手の方は、お仕事で知り合った方じゃなくて、私が煮詰まっているときに声を掛けられました。普段は絶対にありえないことなのですが、いろいろ悩んでいるときに声を掛けられて食事へ行きました」とも話し、送られた際の抱擁は「飲みなれないお酒に酔ってしまって。写真を見ると馬鹿なことをしてしまった。信じられない」と、説明した。
相手の男性に妻子がいたことは知らなかったようで「相手のことも知らなかった。会うときに、わたしは偽名を使っていたし、アニメ、漫画が趣味というお友達という感じで。相手のご家族に不愉快な思いをさせてしまって、本当に申し訳なく思っています」と述べ、念を押すように「男女の仲というのはありません」と否定していた。
だが、キスと抱擁をするのが男女の仲だ。一緒に出演していたメンバーの生駒里奈(18)は「ずっと仲間でやってきた。すべてを支えるし、守ろうと思う」と、突然のスキャンダルに同情的な見方を示した。
「メンバーの中心的存在ですから、乃木坂の運営会社は松村に処分を科さない方針を決めたようです。他のメンバーなら即刻首でしたよ」(女性週刊誌記者)
偽名で交際してきた“真意”は分からないが、この判断にファンはどう反応するのだろうか。