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プロレス界5大ニュース 1位は武藤敬司

 2008年のプロレス界には多種多様なニュースが駆け巡った。その中から本紙が厳選したトップ5を挙げた。


 武藤敬司がグレート・ムタとの“1人2役”で、新日本プロレスのIWGPヘビー級、全日本プロレスの3冠ヘビー級を同時に戴冠した。
 4月の新日プロ大阪大会で、当時のチャンピオン中邑真輔を破って、武藤としては通算3度目となる第49代王者となった。その後は中西学、真壁刀義、後藤洋央紀、そして、中邑と新日プロからの刺客を次々と撃破。来年1月4日の新日プロ、東京ドーム大会では、棚橋弘至との5度目の防衛戦を控えている。
 IWGP王者として防衛を重ねる一方、武藤のもう1つの顔であるグレート・ムタとして、全日プロの3冠王座も奪取した。9月の全日プロ横浜大会で、諏訪魔に勝利。ムタとしては通算2度目となる第38代王者に輝いた。11月の両国大会で鈴木みのるを破って初防衛に成功した。
 武藤、ムタという2つの人格を使い分けてのIWGP&3冠の同時戴冠は史上初。年間を通しての活躍で、プロレス大賞MVPも獲得した。

 2位は佐々木健介の3大メジャータイトル制覇。
 すでに新日プロのIWGP、全日プロの3冠を巻いたことがあった健介が、9月にプロレスリング・ノアの至宝、GHCヘビー級王座を獲得。3大メジャー団体のヘビー級の頂点に立つという前人未到の快挙を成し遂げた。

 3位は、小橋建太が右腕遅発性尺骨神経麻痺、両肘関節遊離体で長期戦線離脱。
 9月9日に手術を行い無事に成功。現在も欠場中で復帰のメドは立っていない。だが06年6月には腎臓ガンが発覚しながら、07年12月に546日ぶりに復活しただけに、再びリング戻ってくるはず。09年の復帰が望まれる。

 4位は、インリン様の引退。
 “愛と美と闘いの女神”としてハッスルのリングで、元柔道五輪銀メダリストの小川直也から3カウントを奪い、お笑い芸人HGと死闘を演じるなど、ファイティングオペラの象徴として話題を振りまいた。5月の「ハッスル・エイド」で、“愛息”ボノちゃんとの母子対決でリングを降りた。インリンは9月にハッスルの元社員と入籍した。

 5位は、永田裕志の奇跡の復活劇。2月の新日プロ両国大会前に、脳の異常が発覚。戦線離脱したが、わずか2カ月後の5月にリング復帰。8月には過酷なリーグ戦G1を闘い抜き、10月にはゼロワンMAXの田中将斗を破って世界ヘビー級王座を獲得した。

 次点は、お騒がせタレント、泰葉のプロレス・デビュー決定。12月30日の「ハッスル・マニア」で、どんなファイトを見せるか。

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