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サッカー クラブW杯C・ロナウドがお宝ヌード披露

 サッカークラブW杯の準決勝が18日、神奈川・日産スタジアムで行われ、世界最優秀選手のクリスティアーノ・ロナウド擁する欧州王者マンチェスター・ユナイテッドが、ガンバ大阪を5-3で下した。注目のロナウドが1ゴールを含む圧巻のプレー。試合後も上半身ヌードでファンを魅了するなど主役がきっちり役割を果たし、南米王者リガ・デ・キトとの決勝戦に駒を進めた。

 世界MVP男C・ロナウドが魅せた。
 海外メディアではレアル・マドリードへの移籍報道が加熱しているロナウドだが、この日はピッチ外の雑音をかき消すかのように、マンUのエースとして躍動した。
 キックオフ直後から次元の違う高速ドリブルで相手を置き去りにしたかと思えば、前半ロスタイムには打点の高いヘディングでゴールネットを揺らした。「前半は時差ボケがあるように見えたかも」とうそぶくが、後半もロナウドの独壇場だった。サイドで起点になり、ドリブルで内に切れ込んでチャンスメーク。試合終了間際のラストプレーではFKから十八番の無回転シュートも披露。今大会の主役は、ピッチで期待通り大車輪の活躍をみせた。
 90分フル稼働で日本のファンを魅了したロナウド。その華麗なプレーひとつひとつに大歓声が止まなかったが、実はこの日、一番のどよめきが起こったのは試合後のひと駒だった。
 G大阪のDF安田理大とユニフォーム交換した際に鍛え上げられた上半身を露わに。すると約6万7千人が詰めかけたスタンドから一斉にカメラのフラッシュが光り、黄色い歓声が鳴り響いた。

 ロナウドといえば、かつてはゴールを決めた際にユニフォームを脱ぎ去り、ビルドアップされた上半身を披露するパフォーマンスで女性ファンを酔わせた。だが現在はFIFAでゴール後にユニフォームを脱ぐことが禁止されているため、その肉体美を拝む機会は激減。さらに「最近は試合後もインナーを着ていることも多い」(英紙記者)というだけに、この日の上半身ヌードは日本のファンに出血大サービスとなった。
 主役の活躍で決勝に向けて弾みをつけた欧州王者。早くもファーガソン監督は「きょうの試合の結果を受けていくつか修正をしていきたい。特に後半はディフェンスに戻るのが少し遅かった。選手がもう少し早くディフェンスに入るように、ポジションを変える動作を早くしていきたい」と南米王者との頂上決戦を見据えていた。
 いよいよ南米王者リガ・デ・キトと21日に神奈川・日産スタジアムで激突するマンU。絶好調のロナウドが赤い悪魔を99年以来2度目の世界一に導く。

○ガンバ健闘 3点もぎ取る
 ガンバが健闘した。前半、セットプレーからビディッチとロナウドにヘッドで2点を許したものの、後半にはガンバの攻撃サッカーがマンUを脅かした。
 まず後半28分、FW山崎雅人が相手DFラインの間に走り込み、右足を振り抜き流れを断ち切る反撃弾。1点差まで詰め寄り「横浜の奇跡」が見えかけたが、これが赤い悪魔を本気にさせた。
 途中交代で入ったルーニーの2得点を含む、5分間で3失点。それでもガンバは攻撃的サッカーを貫いた。PK職人のMF遠藤保仁が必殺「コロコロPK」で追加点。終了間際にはMF橋本英郎がゴール前でフリーになり、欧州王者からなんと今季(プレミアリーグ)最多失点となる3点目を奪った。
 世界屈指のビッグクラブ相手にボール支配率も51%と、マンUを上回る大健闘。ロナウドが「相手はファンタスティックだった」と称賛するほどだった。

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