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海老蔵事件、相手側の弁護士会見が延期になった真相

 歌舞伎俳優の市川海老蔵が暴行を受け重傷を負った事件で、16日に予定されていた元暴走族のリーダーの代理人をつとめる藤本勝也弁護士の会見が急遽中止になった。

 「予定では、藤本弁護士は16日夕方に東京・霞ヶ関の司法記者クラブで記者会見を開くことになっていたが、前日の15日夕方、中止の連絡が入った。藤本弁護士がマスコミ各社に送ったファクスによると、予定していた会見場は50人に満たない人数しか入れないところ、これに数倍するオファーがあり、記者クラブとしては、パニックとなり、対応できない、一度受けておいて申し訳ないが、キャンセルしたいとの申し出を受けたとのこと。藤本弁護士によると、年内をメドに説明の機会をつくるとのこと」(芸能記者)

 海老蔵事件は連日ワイドショーがトップで報じるなど社会的関心が高く、今月7日に都内のホテルで開かれた海老蔵の謝罪会見には約500人の報道陣が押しかけただけに、今回のような事態になるのはある程度予想できたが、まだまだ海老蔵事件は長引きそうだという。
 「藤本弁護士は暴力団の弁護を引き受けることが多く、依頼人の刑を軽くしたり、裁判を長引かせて相手にダメージを与えるなど戦術に長けている。起訴まで持ち込ませずに保釈を勝ち取る“藤本マジック”が評判。本来、弁護士が『被害届を持っている』などと発言することはなく、海老蔵と示談に持ち込むためのパフォーマンスと見られている。年内に決着する可能性は低いだろう。また、海老蔵についた“民暴のカリスマ”と呼ばれる深澤直之弁護士は一切示談や裏交渉に応じないことを条件に依頼を引き受けたと言われている」(事情通)

 先週退院後が都内の自宅に“籠城”している海老蔵だが、無期限謹慎から来年5月の復帰が報道されたことも体力作りのためかランニングマシンを購入するなど、復帰に向けて徐々に準備を整えているがまだまだ先行きには深い暗雲が立ちこめているが、「そろそろ視聴者も飽きて来たのか、伊藤リオン容疑者の逮捕を堺に海老蔵関連ニュースをやっても数字がとれなくなっている」(某民放ワイドショー関係者)というから、1日も早い解決が望まれる。

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