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矢沢永吉が五木ひろしを抑えたディナーショー裏事情

 矢沢永吉がクリスマスにグランドハイアット東京で初のディナーショーを開くことになり、様々な波紋を広げている。
 料金は6万円で12月24、25日に各440席が用意されている。出席者にはドレスコード(服の規定)もあるという多少面倒臭い“要求”も矢沢らしい。

 その際、ディナーショー系歌手関係者が問題にしているのが料金である。
 これまでは五木ひろしの5万円(東京プリンスホテル)がトップだった。以下、4万8000円が松田聖子、4万5000円が郷ひろみ、谷村新司、4万4000円がさだまさし、秋川雅史、高橋真梨子と並んでいる。
 矢沢は「人気アーチスト」を料金面で抑え、業界に殴り込みをかけたわけである。
 こうした状況は、当然、波紋を招く。ショーの料金は、イコール歌手の格でもある。これでは、五木は“ディナーショートップ歌手”という看板をはずされたも同然だ。

 ディナーショー料金は、芸能プロ関係者の間で決められてきた。この場合、料金を設定する段階で仕切り屋が入る。その人物は業界でも“ドン”で通っており、だいたいこの“ドン”が決めていた。五木を「5万円」と最高額にしたのもこの仕切り屋で、彼は最近まで五木プロのスポンサー的立場でもあった。
 だが、五木は現在『アップフロント』という大手芸能プロの傘下に移籍、影響力も低下した。このタイミングを見て、一挙に「6万円」という大胆な額にしたとみられる。
 「たしかに矢沢のディナー人気はすごい。11月からの申し込み数は1万人を超えており、入場者は抽選で選ばれるが、会場の外ははずれたファンで混乱するでしょう」(音楽業界事情通)

 このように、最近の矢沢の稼ぎ方はハンパではない。主にコンサート収入だが、原盤権と商標権なども大きな収入源だ。そして、1本1億円といわれるCMでも、サントリーやイーモバイルなどがある。その結果として04年には15億円のスタジオを、最近は15億円の豪邸を建てた。
 今回のディナーショーも1人6万円で880人だから、わずか二晩で5280万円を稼ぐ計算となる。 
 ディナーショーの台風の目となった矢沢の暴れぶりに注目だ。

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