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元帝王・みのもんた お詫び行脚テレビ局ドサ回り(1)

 みのもんた(69)が絶対絶命のピンチに瀕している。
 次男の不祥事に際し、開き直り発言で世間を敵に回し総スカン状態のみのが、さらなる墓穴を掘ったのだ。自身の軽口が仇となり今度は一番頼りにしていたはずのテレビ界から絶縁状を叩きつけられたという。

 発端は「次男の日本テレビコネ入社」を認めたばかりか、月刊誌『文藝春秋』12月号で一連の経緯について暴露したことだった。
 「みのは手記で、今は亡き氏家齊一郎・元日テレ会長に次男の入社を働きかけ、さらに次男の出来が悪く入社試験では筆記問題が解けずに住所と名前しか書けなかったことなどを嬉々として明かした。おまけに氏家さんから『将来、社屋を移転する可能性もあるので引っ越し要員が必要だとも言われた』とまるで日テレ局員にケンカを売るような内容だった」(中堅局員)

 この最後っ屁に大激怒したのが現日テレの経営陣や番組プロデューサーだ。
 「コネ入社の一件は本当に氏家さんしか知らない案件。今となっては嘘か本当か誰も確認しようがない。さすがは窃盗を働き自白したにもかかわらず、『引き続き次男を雇用してくれ』と頼んで来た世間知らずの親だけある」(日テレ関係者)

 さらに、『午後は○○おもいッきりテレビ』でみのと一緒に長年仕事をしてきた元番組スタッフからも落胆の声が聞こえてくる。
 「本来なら次男は問答無用に懲戒解雇。それを退職金が出る諭旨解雇処分になった。これは“妻、生まれたばかりの子供がいるから”と当時の上司が人事に掛け合い説得したおかげなんです。恐らくみのは次男が最終的に解雇されたことを根に持っている。いずれにせよ、みのの手記には皆、腸が煮えくり返るほど激怒していますよ」

 みのの一連の言動に対し日テレは“出入り禁止”を内々に通達したという。
 「反対するものは誰もいなかった。ちなみに、“出禁”といって制作現場では永久追放という解釈になっています」(バラエティー番組プロデューサー)

 日テレの系列局・読売テレビも同様。みのにとっては唯一の地上波レギュラー番組となる『秘密のケンミンSHOW』のリニューアルを決断したという。
 「最近は視聴率低迷から日テレから枠を返せと迫られていたんです。読売テレビとしてはみので4月以降も継続する方針だった。しかし、今となってはみのを守る理由がない。『秘密のケンミンSHOW』は継続でみのは降板。代わりに宮根誠司の名前が有力候補に浮上している」(制作関係者)

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