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事務所を救うために“安売り”された小池栄子

 このところ、街中やCMでやたらと目立つのが大手牛丼チェーン「すき家」の牛丼をおいしそうにほおばるタレントの小池栄子だ。

 「今までの小池のイメージ戦略だと、決して出ることのないCMだったが、どうやら、小池の事務所が『どこかCMの仕事で入れるところはないか?』とやたら売り込みをかけて決まったのが『すき家』のCMだった」(広告代理店関係者)
 小池は現在、テレビ朝日系ドラマ「宿命 1969-2010 -ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京-」でシリアスな役を演じ、テレビ東京系の経済トーク番組「カンブリア宮殿」で司会をつとめているだけに、いきなり庶民派イメージを全面に押し出す「すき家」のCMにギャップを感じざるを得ない。
 「実は、事務所の経営危機のせいで、『すき家』のCMに決まってしまった。小池のランクだと、CM1本のギャラは約3000万円だが、事務所は一円でも多く運営資金を稼がなければならず、通常のギャラの相場の約4分の1の700〜800万円ほどで小池を“安売り”してしまった」(同)

 小池がデビュー以来所属する「イエローキャブ」といえば、昨年末あたりから経営危機が報じられ、「長年オーナーだったパチンコ会社が撤退したので、台所は火の車。負債額は数億円にふくれあがっている」(芸能プロ幹部)というから、このままだと同事務所の2枚看板であり、事務所で大きな仕事が入りそうな小池と佐藤江梨子にかかる負担がますます大きくなりそうだ。
 「小池と佐藤はいくら稼いでもギャラの何割かが事務所の運営資金に回されてしまう。早く独立した方が本人たちのため」(同)
 ただ、皮肉なことにギャラが安ければ小池のCMは増えそうだ。

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