出演番組はゴールデンばかりと超売れっ子の二宮だが、その「ケチ伝説」は売れっ子ジャニーズとは思わせない。「自分が食事に行ったときには、ほとんどと言っていいほどドラマなどで共演した先輩俳優に連絡をいれて、奢ってもらうんです。時には先輩女優に『おごってくださいよ〜』って甘えるときもあるんです。二宮から甘えられて年上俳優女優陣は悪い気がしませんからね。ある意味、共演者キラーですよ」とはあるテレビ局関係者。これまで長澤まさみ、佐々木希とドラマ、番組で共演した相手を口説き落とし「共演者キラー」と怖れられたが、その相手は女性だけではなかったのだ。
その甘えてからの奢られ上手はジャニーズのメンバーにも及ぶ。「まだここまで売れてないときにも、テレビの撮影現場まで櫻井翔に車で送り迎えしてもらっていたこともありますし、いまでも他のメンバーが缶ジュースを買おうとしていたところを割り込んでボタンを先に押してもっていってしまう。まあ、普通なら怒りそうですが、二宮ならしょうがないかと思わせてしまうそうです」とは制作会社関係者。誰も彼もが二宮に奢ってしまう、そんな雰囲気をかもし出してしまうというだけに「一時、二宮は財布を持ち歩かなかったという伝説まで持っている。理由は『みんなが奢ってくれるから』だそうです」と同関係者。
そこまで金に執着しなければいけないほど、ジャニーズからもらっているギャラが安いわけではない。「嵐もデビューした当初は売れなかった。映画の『硫黄島の手紙』で役者と認められるまでは、明日のご飯をどうするかと考えなければいけないほど、生活が苦しいという時期すらあったんです。いまとなっては豪遊できるだけの金を持っても決して豪遊しない。そのときのトラウマでしょうね」と同関係者。二宮のケチ伝説はまだまだ続く。