「業務提携しているエイベックスが、沢尻の次回作に北野武監督の作品を狙っているため、スケジュールを白紙にしているようです」(映画関係者)
昨年4月、『エイベックス・マネジメント』と業務提携した沢尻の女優復帰作は第8回手塚治虫文化賞でマンガ大賞を受賞した岡崎京子原作の映画『ヘルタースケルター』に決定した。
「実は、この作品はエイベックスが選んだものではなく、離婚騒動が持ち上がったころから沢尻本人が『復帰するならヘルタースケルター』と決めていて持ち込んだ作品なんです。だから先輩女優とのトラブルもなく、クランクアップできたんです」(映画関係者)
桃井かおりが沢尻演じる女優の事務所社長、寺島しのぶが沢尻のマネジャー役。
「2月初旬の撮影に、沢尻は前日深酒したせいで1時間遅刻したんです。“女優イビリ”が好きな桃井が沢尻をイビるのではないかと周囲はハラハラドキドキでしたが、沢尻の迫力に圧倒されたのか何も言いませんでした。寺島も陰で“遅れてきたんだから、すいませんくらい言えば”と漏らしていましたが、面と向かってではありませんでした。現場が心配するトラブルもなく撮影は終わりました」(撮影スタッフ)
映画に続き、“ドラマ作りの名人”と評価される敏腕プロデューサーの八木康夫氏からの出演依頼で、有吉佐和子原作の『悪女について』(TBS、4月30日放送予定)の主演で5年ぶりにドラマ復帰する沢尻。
「このドラマもエイベックス主導ではなかったんです。この作品は沢尻利権を持っている大手プロのオーナーからの依頼で、断ることができずに引き受けたみたいです。エイベックスは、作品を選ぶ女優マネジメントをする方針みたいです」(ドラマ関係者)
「最近の沢尻は『北野作品に出たい』と言っているようです。すでに『アウトレイジ2』はクランクインしていますから、実現するとしたら次の作品になる。沢尻は大胆なヘア濡れ場までやる熱意があるそうです」(前出・映画関係者)
北野映画に沢尻出演−−期待したい。