社会現象にまでなった『あまちゃん』に続き、NHK朝の連続テレビ小説『ごちそうさん』が絶好調だ。
「9月30日の放送開始以来、平均視聴率は20%超え(関東地区・ビデオリサーチ調べ)、最高視聴率は10月16日の27.3%と、すでに『あまちゃん』を上回りました」(放送記者)
舞台は明治から昭和。杏(27)演じる洋食屋に生まれた食いしん坊のヒロイン・め以子が東京から大阪へ嫁ぎ、文化の違いを乗り越え成長していく姿を描いている。
「高視聴率の要因は、女の一代記という朝ドラの“王道”路線と食です。毎日のように出てくる料理が、視聴者の目と胃袋をわしづかみにしたのです」(芸能レポーター)
杏はドラマ同様、日増しに“食”にハマっているという。
「彼女は、収録で出た料理を必ず完食しています。先日も、生では食べられない梅を見るやいなや『どんな味なのかな?』と興味津々。スタッフに制止される前に食べてしまい、共演の宮崎美子やキムラ緑子を驚かせていました」(芸能関係者)
「この鯛飯、おいしすぎる!」と言って、おにぎりにして持ち帰ったこともあったという杏。
知識も相当なもので、収録後も連日、ひそかに料理修業に励んでいるという。
「収録は大阪が中心なので出演者は基本的にホテル住まい。でも、杏だけはNHKが借り上げたマンションに住んでいる。『自炊をしながら料理の勉強をしたい』という彼女の希望を受け入れたそうです」(芸能記者)
杏はパリコレクションなどのファッションショーの舞台に立ち、世界のトップモデルとして活躍した実績もあるが、根は不器用。
「だから大阪に住み、近所の商店街へ買い物に出掛けたりしているんです。収録以外でも関西弁を使って“地元の女”になろうとしています」(制作関係者)
そんな“愛娘”の頑張りに父親の渡辺謙も目を細めているという。
「サプライズとして、謙さんの出演が計画されています。め以子を助ける“謎のあしながおじさん”として登場するそうですから楽しみです。ただ、杏の方は、め以子を演じるようになってから“太り気味”で、共演に乗り気ではないようです」(芸能プロ幹部)
少しお肉が付いている方が色っぽい!!