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文科系忍者記者ドラゴンの道「森ガールの次に来る? リアルな森メンズ〜 Korpiklaani〜」

 「森ガール」というファッションスタイルは、一言でいうと「森にいそうだね」ということが語源のようだが、リアルな森メンズはロック音楽を奏でる。

 フィンランドのバンド・Korpiklaani(コルピクラーニ)は見た目が完全に『森の守護者』であり、プロモーションビデオも森をバックにした映像がとにかく似合う。オフィシャルホームページでも、その森っぷりな写真が確認できる。熱狂的ファンからは『森の妖精(?)』、『森の精霊と愉快な仲間達』といった愛称を付けられている。
 最初に発売したアルバム名が『Spirit of the Forest』としっかり森の意味を持つ単語であるthe Forestを冠しているところはさすがである。洋楽を日本で発売する際にはファンにPRしやすいようなタイトル、いわゆる邦題というものを付ける。 映画ではよくあるケースだ。
 最初に彼ら・Korpiklaani(コルピクラーニ)を売り出した日本のレコード会社が悪ノリしたのか、とんでもない邦題をつけることで別の意味で注目されることになった。
 2003年発売アルバム『Spirit of the Forest』=『跳び出せ! コルピクラーニ』。原題とはまったく違うタイトルだが、インパクトだけは抜群である。1曲目が『酒場で格闘ドンジャラホイ』。 2曲目が『朝まで飲もうぜ』。7曲目が『慌てん坊のポルカ』といった感じで、徹底的にノリで勝負するタイトルだ。

 ちなみに音楽性はフォークミュージックとメタルを組み合わせた『フォーク・メタル』というジャンルで、個性的なボーカルに慣れたら病みつきになるだろう。現時点では最新作の2009年発売のアルバム『コルピの酒盛り -Karkelo』にもやはり素敵な邦題が付けられている。 一部をピックアップすると次のような曲タイトルが特に印象に残る。
 『コルピの森の神隠し』、『地獄の酒盛り隊長』、『ビールの王将』、『いい酒・夢気分♪』、『二日酔いコルピ』。

 さあ、あなたも素敵な森メンズと愉快な仲間達になってみないか?

※Korpiklaani My Space(楽曲を試聴できます)
http://www.myspace.com/korpiklaani
オフィシャルサイト http://www.korpiklaani.com/
※【Photography by Harri Hinkka】

(取材協力・フィンランド在住・日本人記者Hiro氏 http://suomirock.blog78.fc2.com/)

文科系忍者記者ドラゴン・ジョー(山口敏太郎事務所)

参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou

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