同作は三池崇史監督がメガホンをとり、山崎賢人主演で初めて実写映画化。全国325スクリーンで公開され、土日2日間で動員11万7000人、興収1億6600万円の成績だった。
「スペインでのロケを敢行するなど、それなりに製作費がかかっているにも関わらず“大コケ”レベルのスタート。このところ映画事業が好調なTBSが出資したことで、他局で番宣ができないことや、キャスト陣が忙しくてプロモーション活動に時間をあてられなかったのが敗因と思われる」(映画業界関係者)
同作は公開前から早くも「続編ありき」の声があがっていた。しかし、ネット上でのレビューでは酷評が目立つだけに、最終的な興収次第では最初で最後の実写化になりそうだ。
同作よりもひと足先の7月29日に公開された「東京喰種 トーキョーグール」は先週、同ランキングで5位に初登場。しかし、2週目にして早くもトップ10圏外に転落してしまった。
「『ジョジョ』よりもネット上での評価は高い。しかし、内容がなかなかグロいので、原作を読んでいないファンからは敬遠されているようだ。7日に舞台あいさつイベントがあり、通常、初日の次は『大ヒット御礼舞台あいさつ』だがヒットしなかったからか、『公開記念舞台あいさつ』になっていた」(映画ライター)
春先に公開された「帝一の國」は主演の菅田将暉、竹内涼真ら各芸能プロ期待の若手をそろえたものの、「興収は20億円に届かなかった」(同)。
そんな中、「銀魂」は公開2週間で興収20億円を突破。人気コミック実写作の中で“独り勝ち”となりそうだ。
※写真・映画『銀魂』公式Twitter @gintama_film