自身がプロモートする9・12千葉・東金アリーナ大会の対戦カードは曙との初タッグで、CHAOSのジャイアント・バーナード&カール・アンダーソンと対戦することが決まり「いまの新日本には悪を退治するヨコヅナみたいな選手が必要。ボクと組むことでここから何かをはじめたい」と意気込みを語った。
約2年ぶりに新日マットに登場する曙と単発で組むだけで終わらせない。「G1では反則が多かったり、ケイオスっていうチームが試合をメチャクチャにして、新日本リングの信頼を失った。そういう状況でヨコヅナがボクと闘ってくれるとありがたい。いずれは自分の青義軍で一緒にやれたら」。狙いは自らの軍団に引きずり込むことにある。
ヨコヅナと利害も一致した。曙は「いまボノ君の印象が強い。でもこの先は曙としてがんばりたい。永田選手とやって新日本に呼んでもらえるようになれたら。ベルトも獲りたいので」という。ヨコヅナ自身も永田率いる新青義軍のもとで共に闘う覚悟ができている。
「いまの青義軍っていうのは、本隊の俺が平澤と組むときのチーム名だけど、いずれはちゃんとした軍団にしようと思ってる。そこにはヨコヅナが必要。モーニング娘のプッチモニみたいな感じでうまいことやれたら…」とは永田。
本隊、GBHとCHAOSがしのぎを削る新日リングにブルージャスティスは、自らのプロモーター興行を機に曙を懐柔し、セルリアンブルーのマットにこの秋、新風を吹き込む。