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「え、まだ続くの?」“スマスマ終了”を期待したアラフォー女たちがハマったジャニーズ地獄

 一部放送終了の報道が流れたフジテレビ系・関西テレビ制作の人気番組『SMAP×SMAP』。同番組はこれを否定し、来年正月に放送する4時間半の生特番を発表。視聴率低迷による「終了説」を打ち消しかかっている。

 『SMAP×SMAP』を放送する前、月曜22時のフジテレビ系は何を放送していたのだろうと考えると、パッと思いつくのが同じロート製薬提供でいかにも関西テレビっぽい桂三枝司会の「三枝の愛ラブ爆笑クリニック」。しかしこれはすぐ別の曜日に移動になって、その後時代劇「影の軍団・幕末編」や沢口靖子主演の「ホテルウーマン」など大人向けの連続ドラマを放送していた。その後、低視聴率ドラマが続き、1996年月にスマスマが始まる。

 スタート時はそれまで他のジャニーズグループとなんら変わりないグループだったSMAPが歌、コント、料理、ゲーム、スポーツと様々な奇抜なコーナーを器用にこなす『SMAP×SMAP』がきっかけとなり、SMAPはたちまち国民的人気アイドルグループとなった。この番組スタイルが、それまで司会者が仕切るのが当たり前だったアイドル番組に「ジャニーズによるジャニーズのためのバラエティ番組」という新しいジャンルを築き、この番組の成功により、ジャニーズによる「番組ジャック」が横行したのも事実。NHK衛星第2の『ザ少年倶楽部』のように、ジャニーズ以外「キャラクターが被る若手男性タレントやグループ」を締め出したり、出演拒否をちらつかせて、ジャニーズ番組が低視聴率でも終了させないようにという圧力をかけてきた。

 そんなジャニーズの努力もあって、いまやジャニーズ帝国は黄金期。新規グループと同様にSMAP をはじめ30半ばを過ぎた“古参”ジャニーズタレント達の「アイドル寿命」が異常に長くなっている。そしてそれを追いかけるファンたちの長く終わらないトンネルのようなジャニーズ地獄も続いているのだ。

 主婦Aさん (31才)の話。
 10年以上が木村くんのファンで、ずっと『SMAP×SMAP』をかかさず見ています。でも最近は若い頃と同じように必至にコントやゲームに励む彼らがちょっとかわいそうになってました。番組が終了すると聞いて、やっと自分も木村くんから卒業できると思ったんですけどね。これからも娘と一緒にSMAPを応援していきます。

 会社員Kさん (38才・独身)の話
 以前は地方コンサートや追っかけでありえないほど時間とお金をつぎ込んでいたが、今はCDやグッズなどスマップにうお金は年間約5万円ほど。キムタクが工藤静香と結婚したとき、自分もファンをやめてマジメに人生見つめようとしたんだけど、子供が出来てもスマスマの木村君は以前のままカッコいいし、まるで結婚している事実も無い事になっている。だから私もずっと追いかけなければいけないような気がして…。本当は私も早くスマップから卒業したい。

 こんな声が上がっている。やはり、正真正銘既婚者である木村拓哉が、「一切家庭の話をしない。」というのが、ファン離れにブレーキをかえているようだ。今年の草なぎの事件にしろ、なにしろ都合の悪い事実にフタをしてにおい消しに走るジャニーズのやり方は、ファンである女性たちに長期間金をつぎ込ませる。ジャニーズのタレントがアイドルである限りは同じように年齢を重ねたファンも卒業できないのだ。

 来年から15年目に突入する『SMAP×SMAP』。同番組は、“アイドル番組“としてはありえない長寿番組となった。平均年齢も35才を超えるSMAPはもはやアイドルではなく日本を代表するエンターテイナーなのかもしれない。しかしその割には歌唱力は低く、同番組の内容はアイドル番組以上何者でもないコントやゲームばかり。そして何より、SMAP一人一人の主張や大人としての意見がまったく交わされないのが特徴。結婚している事さえ封印される不自然さはこの先も続くのであろうか。

 ビストロスマップにはハリウッドスターが、音楽コーナーではマイケル・ジャクソンやオノ・ヨーコなど超ビックネームも顔を出すスマスマ。単に視聴率が下がったとはいえ、そう簡単に引き下がれないのかもしれない。

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