「『SMAP×SMAP』の後枠には特番企画『ズレ↑オチ』が昇格することが決まっている。ジャニーズサイドは嵐や『KinKi Kids』のコントあり、歌ありのバラエティー番組を提案していたが、フジサイドは断ったんです。しかも、過去の『ズレ↑オチ』は『フットボールアワー』の後藤輝基、田中みな実と共に関ジャニ∞の横山裕もMCの1人だったが、なぜか外された。『SMAP×SMAP』最終回生放送という要望に応えないジャニーズに対し、フジの意趣返し、ともっぱら。また、テレビ朝日の早河洋会長が“ジャニーズも芸能プロの一つにすぎない”といった趣旨の発言をしたり、日本テレビも微妙にジャニーズとの距離を測り始めた。今後は看板の『24時間テレビ』に無条件でジャニタレを出演させない方針に変わった。他のプロダクションの要望を受け入れたんです。また、SMAPの紅白辞退で完全にメンツを潰されたNHKの籾井勝人会長はマジ切れしている」(テレビ関係者)
ジャニーズにとってドル箱だったドラマ界からもNGの声が飛び交っている。
「ジャニタレを主演にキャスティングすると、必ず他のキャストを指定される。また、脚本の書き直し、美術セットの建て替えは当たり前。要求を飲まなければ、“うちのタレントはもう出さない”と恫喝してくる。だが、この悪しき風習がドラマの低視聴率化に拍車を掛けたんです。フジの月9をダメにしたのは、ジャニーズ事務所となれ合いの結果なんです」(芸能関係者)
まさにテレビ界から三くだり半を突き付けられつつあるジャニーズ事務所。ところが、捨てる神あれば拾う神あり。意外な業界がジャニーズに対し、熱烈オファーを送っているという。
「永田町からです」
こう証言するのは自民党の某大物代議士政策秘書。その裏に米国次期大統領に決まった共和党の実業家ドナルド・トランプ氏がいる。日本政府関係者は必死になって同氏に繋がるツテを探しているのだ。
「安倍政権でトランプと深いパイプを持つ政治家は誰もいない。官僚も然り。日米安保、TPP問題などが先行き不透明で見直しを迫られるのは確実。だが、下交渉しようにも、とにかくトランプ氏とのパイプがないんです。外交ルートを使って会談しても、トランプは決して本音を明かしませんからね」(政界関係者)
そんな中、トランプ氏とパイプがあるとして、名前が挙がったのがジャニー喜多川社長というわけだ。
「元進駐軍関連の仕事をし、アメリカ政界に謎の人脈を持っている。また、トランプとはアメリカ興行で互いに見知った間柄だと言われているんです。何でもバブル時代からの付き合いという噂だ。ジャニー氏はあのマイケル・ジャクソンと本当に友達だった。安倍総理もこの情報には興味津々ですよ。アメリカのエンターテインメントに顔が利くジャニー氏なら十分可能性はある」(永田町関係者)
次は米国&政界に進出か。