先日、TBSラジオ『田中みな実あったかタイム』のなかで同アナは「わたし、この人のこと、よく知りませんけど、どういう方でしょう」と仰天発言をしたのである。
加藤登紀子といえば、日本の歌手では森山良子らと並ぶ大物で、コンサートはいつも満員。放送局の社員アナが、そんな大御所を知らないとなれば勉強不足ととられて当然であろう。
「わからなければ、台本を読んでいるときに調べればいいことです。それをいきなり、誰でしょう、とはあきれる。敬意のケの字もなく、これでは本人がバカにされて当然ですよ。あるいは台本を読まない“いきなり本番型”かもしれませんね」(テレビ関係者)
田中はニューヨーク生まれだが、中学からは日本に住み、青山学院大学を卒業している。すでに日本での生活は10年以上経っているため、加藤登紀子をテレビで一度ぐらいは見たことがあるはずだ。バラエティーならこのたぐいのボケは許されるが、一人でしゃべるパーソナリティー番組では知識不足との批判は避けられない。
田中みな実といえば、ボケとかわいらしさで受けている存在。だが、レギュラーの『サンデージャポン』では、デカ黒ソーセージをおいしそうにくわえ「黒い、太い」とため息をもらしたシーンなどが目立つ。その売られ方、立ち位置には疑問が少なくない。30前(現在26歳)になれば、ブラウン管から消えている可能性は高そうだ。