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松井秀喜の球界復帰を後押しする 引退セレモニーチケットの“プレミア化”

 5月5日、国民栄誉賞に選ばれた松井秀喜氏(38)の引退セレモニーが行われるが、その巨人対広島戦のチケットが入手困難で“プレミア化”している。
 「プロ野球中継を行っているラジオ局や一部の衛星放送局が、同日のチケットを視聴者プレゼントとして用意しましたが、かなりの応募がありました。通常のプレゼント企画とは比較にならないほどの反響ぶりです」(担当記者)

 お目当てはゴジラ松井だが、「師匠・長嶋茂雄氏とのダブル受賞でなければ辞退していた」との声も多く聞かれた。長嶋氏も「教え子との二人三脚が評価されて」という選考理由がなければ躊躇しただろう。
 「チケットがプレミア化したことで、松井に日本球界でもう一度活躍して欲しいと願うファンがいかに多いかを、巨人関係者も再認識しています。また、渡辺恒雄会長がほのめかす“ゴジラ次期監督”も営業的効果が高いと解釈されている。ただし、松井の希少価値を高めているのは“師弟物語”があってこそ。長嶋氏の影響力は今もなお健在であるということです」(同)

 今回の国民栄誉賞が正式発表されたのは4月1日。これをスクープしたのは、読売新聞ではなく、地方紙・上毛新聞だった。
 「上毛新聞のエリアである群馬県は、4人の総理大臣を輩出しています。その中で福田氏のルートから情報を得たと予想する声もあり、それはそれで不自然な推測ではないと思います。しかし、読売がスクープしなかったことで、選出が『客観的な視点に基づく評価だった』と、国民は捉えることもできた。これが松井の帰還と巨人との関係を再構築するための読売の策だとしたら、実に巧妙なやり方ですがね」(関係者)

 さらにチケットがプレミア化されたことで、読売の松井をつなぎとめる動きは加速しそうだ。

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