小学生の時から劇団ひまわりに所属し、子役として活躍。『3年B組金八先生』や、鈴木保奈美主演の『ニュースの女』といったTVドラマや舞台に出演。役者としての下地はこの頃に培われたものだ。
その後、『ミュージカル・テニスの王子様』の石田鉄役など俳優活動を精力的に続ける傍ら、声優活動も並行して行うようになり、2008年の第2回声優アワードでは主演男優賞を、同年に行われた東京国際アニメフェアおよび第7回東京アニメアワードにおいても声優部門の個人賞を受賞。声の演技が高く評価されたことで、以降の活動を声優中心にシフトしている。
2007年5月23日には、自身が主演を務めるTVアニメ『鋼鉄三国志』のEDテーマ「久遠」で歌手デビュー。翌年6月4日にはキングレコードより「Discovery」で正式にメジャーデビューを果たし、2009年には自身初の単独ライブツアーを開催、大成功を収めた。
雑誌『anan』にイケメン声優として登場したほか、人気バラエティー番組『お願い!ランキングGOLD』においても「声優界No.1のイケメン」として紹介されたことがある宮野。声ヨシ、顔ヨシと来れば人気が出るのも当然と言えよう。このように、最近の声優は声や演技力以外にルックスも重視される傾向にあり、ジャニーズやジュノンボーイを彷彿とさせるイケメン声優たちが、今日もブラウン管の向こう側の女子たちの“声と視線を”釘付けにしている。