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ニューヨークレポート 危険! スマートフォーンの「うつ向き族」

 アメリカのモバイル・ユーザーはフェイスブックやツイッターの書き込みに熱心なのだそうだが、地下鉄内でそれとなく眺めているとトランプのゲームをやっている人もけっこういる。電波の届く地上に出た途端、大声で話しはじめる人も多い。

 日本より圧倒的にスマートフォーン・ユーザーが多いが、見たところミドルクラスの人々で、中流を下回る人々はスマートフォーンではなく、携帯を使ってあたり構わず大声で話している。

 日本でもアメリカでもこの小さな機器はのさばり続けていて、デイリー・ニュースには遂に、「忌々しいスマートフォーンを止めろ」という記事まで出る始末。
 機械が我々の生活を支配している、そんなの止めようではないかと主張しているのだがいまさら無理な話。

 新しいWINDOWS PHONE7のTVコマーシャルには放尿中にメールをしていてスマートフォーンをおしっこのそばに落とす男性やら、キャッチボールをしながら画面を見ていた父親が投げたボールが息子の頭を直撃する、笑うに笑えない、ありそうな画像が登場するそうだ。ジョン・グリーンマンというこの記者はスマートフォーン中毒者を「フェース・ダウン族(うつ向き族)と呼んでいる。

 日本の携帯ユーザーは顔の前に端末を掲げてメールを打つが、スマートフォーンでメールを打つ場合、両手で持って両親指で打つ為、下に構えるからうつ向きになるのだ。

 メールによる弊害もニュースになっている。9月には中国料理の配達人が、車の運転中にメールを打っていた19歳の男性にはねられて危篤状態だと報じられていた。

 運転中に端末を使って死亡したのは年間で2600人、歩行中に使って人にぶつかったり転んだりして救急病棟に行った人は1000人と書かれている。ヤンキースのスコアをチェックしていてマンホールに落ちた人もいるそうだ。私はJFK空港から乗ったタクシーの運転手が高速を走りながらメールを打ったり携帯で話しているのには心底びっくりした。ウッドベリーコモンというアウトレットに行く時に乗ったバスの運転手も延々と携帯で話していた。もちろんこうした事は禁止されているというのだが、知ったこっちゃない、と思っているらしい。さすがに危険だと思ってタクシーの運転手には「アンカンフォタブルだから止めてくれ」と注意したが、けっこうビシバシと注意するアメリカ人がバスの運転手に何も言わないのはちょっと意外だった。自分達もやっているから平気なのだろうか。

 いまさら何を言っても遅いと思うが、やっぱり運転中ぐらいは携帯やスマートフォーンを手から離してもらいたいものだ。(セリー真坂)

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