「高卒2年目の契約更改で改善要望を伝えるなんて、異例中の異例。藤浪は侍ジャパンで各球団のエースからいろいろなことを学び得た今だからこそ、許可してほしいと訴えていました」(球界関係者)
施設改善は具体的には球場施設内にプロテイン・バーを新設し、「サプリメントに関して学習できる環境を整えてほしい」というもの。藤浪が目覚めた理由こそ、妙齢の女性にある。侍ジャパンに派遣された大手食品会社在籍の栄養士、大前恵さんだ。大前さんは楽天、巨人の栄養士も務めており、藤浪とは初対面だった。
「大前さんは選手食堂に魚、肉、野菜などのイラストを貼り出して説明するなど、選手たちにわかりやすく教えてくれ、巨人、楽天ともに好評です」(同)
しかし、藤浪はこの大前女史と話をすることができなかった。彼女はサプリメントの摂取方法にもアドバイスをするが、それは、あくまでも選手から質問された場合のみ。知識を一方的に押しつけない配慮からだが、阪神で栄養学を学ぶ機会が一度もなかった藤浪は大前女史と専門的な会話をする他の先輩選手たちに圧倒されるだけだったという。
食生活の管理はエースに欠かせないもの。球団は藤浪のオトナとしての覚醒を喜んでいたが、「もしかしてだけど〜♪ 年上美人の恵チャンに惚れちゃったんじゃないの〜?」