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キムタクにダメ出しした中島みゆき

 昨年10月から放送された、キムタクことSMAPの木村拓哉主演の連続ドラマ「南極大陸」(TBS系)の主題歌「荒野より」を歌ったシンガーソングライターの中島みゆきが、周囲にキムタクに対するダメ出しをしていたことを発売中の「週刊文春」(文藝春秋)が報じている。

 中島の曲がドラマの主題歌となったのは、06年放送の米倉涼子主演ドラマ「けものみち」(テレビ朝日系)の「帰れない者たちへ」以来6年ぶり。TBSサイドからの熱烈なラブコールで中島が主題歌を手がけることになり、キムタクとは初タッグとなった。

 同誌によると、中島は売り上げ100万枚を突破した「地上の星」を上回るヒットが見込める、と自負していたというのだが…。

 「初回こそ視聴率は22.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好スタートを切り、局内でも全回20%超えを見込んでいた。ところが、第2話でいきなり20%を切り、13%台に落ち込んだ回も。最終回は初回と同じ視聴率だったが、結局、20%超えは初回と最終回だけで平均18.0%と期待外れに終わった」(テレビ関係者)

 「地上の星」は00年7月に両A面シングル「地上の星/ヘッドライト・テールライト」として発売され、売り上げは約112万枚。ところが、昨年10月に発売した「荒野より」はオリコンシングルランキング初登場11位とふるわず、売り上げも2万枚程度。同曲が収録された同タイトルのアルバムも売り上げ5万枚程度にとどまった。

 同誌によると、中島は周囲に「キムタク人気なくなったよね。もうダメじゃん」とダメ出し。おまけに、キムタクと同じジャニーズ事務所所属タレントの中では、自身が作った「宙船」を歌うTOKIOのほうを評価しているという。

 たしかに、06年9月に発売された「宙船(そらふね)/do! do! do!」はオリコンランキング初登場1位で、約50万枚を売り上げるヒット作に。

 はっきりした数字が出ているだけに、中島の落胆は大きかったようだ。

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