芸能関係者がこう語る。
「前作『平清盛』が12%と大河史上最低の平均視聴率だったこともあり、同番組は綾瀬の他に長谷川京子や黒木メイサ、剛力彩芽、西島秀俊、西田敏行などの人気役者を揃え制作が進められたんです。その甲斐あって初回は21.4%と好スタート。2回目以降も平均18%の成績を上げていたが、2月以降これが目に見えて落ち込みだしたのです」
その兆候が見え始めたのは2月10日放送分。この日は前日から始まった『四大陸フィギュア』(同日16.3%)に食われて15.3%と振るわなかったが、その後、さらにNHK関係者を悩ます事態が勃発したのだ。
「それがWBC戦なのです。3月3日放送の対中国戦は平均視聴率23.2%で、『八重の桜』は15.1%と低迷。さらに、3月10日の対オランダ戦の日は12.6%と『平清盛』に等しい惨敗ぶりだった。今後も同時間帯には、他局のスポーツ特番が目白押しなことから、関係者らが震え上がっているのです」(前出・芸能関係者)
今では、「局内からもテコ入れが叫ばれだした」(同)というが、『平清盛』の例でも明らかなように、伝記物のストーリーはそう簡単に変えられるものではない。そのため、「密かに“禁断の演出プラン”が検討され始めた」というのである。
NHK関係者が言う。
「福山雅治主演の『龍馬伝』では、お龍役の真木よう子が垂涎の入浴シーンを披露して視聴率をアップさせたが、一部から綾瀬の色気を押し出せとの意見が出ているのです。Fカップの綾瀬が太股を覗かせたり、入浴シーンを演じれば、視聴率アップは確実。実際、同番組で西島秀俊が上半身裸になった場面は、女性ファンの間でもずいぶん話題になりましたからね」
エロは強し。過激なテコ入れ策に期待するのは、本誌だけではないはずだ。