「3月末で夏目の『あさチャン!』降板が有力視されていたが、4月になっても変化なし。堺と夏目が所属する事務所が夏目続投のバーターで続編を了承したようです」(TBS関係者)
日本テレビの局アナだった夏目は“コンドーム写真流出事件”で追われるように日テレを退社('11年1月)、大手芸能プロに所属した。そして、フリーに転向した約2カ月後にはテレビ朝日の『マツコ&有吉の怒り新党』に出演。ほかレギュラー番組数本を抱え、退社か2年後には古巣・日テレの『真相報道 バンキシャ!』にキャスターとして復帰した。
「テレビ局を追われるように辞めた女子アナとしては奇跡の復活劇です。すべて、事務所のT社長の力ですよ。T社長は夏目の『才能に惚れ込んだ』と自ら語っているほど。夏目も信頼し切っています」(芸能関係者)
夏目の日テレ返り咲きにしても、こんな舞台裏があったという。
「『今夜は最高!』の演出方法を巡り司会のタモリを激怒させ番組打ち切り。日テレには貸しがあった。夏目を復帰させることで、当時の貸しを返してもらったのでは」(同)
そもそも、夏目が『あさチャン!』キャスターに大抜擢されたのは、事務所の先輩にあたる堺主演の『半沢直樹』が空前の大ヒットしたことで、TBS側が続編の承諾を期待したというのが業界の見方だ。
「ところが、番組がスタートしてみると3%〜4%という視聴率でいまだに低迷が続いている。今年1月に“番組の大幅なテコ入れに入る”という情報が流れたことで、夏目の降板が噂されたんです。その頃には、堺の日テレでのドラマ主演が決まりかけていた。決定すれば、夏目は終わる。夏目を延命させることで半沢続編を了承したんですよ」(前出・TBS関係者)
夏目は強運の持ち主だ。